壱 ページ2
・
___辞めちゃったら?___
「に…兄さん……」
「鬼もまともに斬れない剣士が鬼殺隊？」
「違…できる、兄さんみたいにできるから…」
「震えて刀の切っ先が定まってないよ
太刀筋はなんだか弱々しくて力がこもってない
遅いし、全然受け止められてない
もし僕が鬼なら確実に殺されてるね」
事実という重みが、私にのし掛かる
「つ…次は…っ！」
「訓練だから�犲´瓩�あるけど鬼は待ってくれないよ？」
冷たい、他人行儀な声色
「呼吸もちゃんと会得した！選別だって…」
「鬼を一体倒しただけなのに？僕に助けられてばっかりだったよね？」
「……ぁ」
「鬼が可哀想？とぼけるのもいい加減にしなよ。なんで斬る度に�爐瓦瓩鵑覆気き瓩辰童世Δ痢�」
「…兄さんみたいに、なりたくて」
「君じゃなれないよ絶対に。」
ことごとく突き放される
今はもう私だけが知っていた兄さんはいない。
あの日からもう一月が経ったのに
この状況を受け入れられてないのは、私だけ
兄さんはすごい
選別を突破して、鬼をたくさん倒してる
なら私は？
鬼を斬るのが怖くて兄さんに守られてばっかり
「…ごめんなさい」
「謝っても無駄じゃない？君は弱い。いい加減認めなよ。そして鬼殺隊を辞めなよ。君はお荷物になるだけだから。隠の方がいいんじゃない？」
兄さんみたいにちゃんと出来なくて、ごめんなさい
続く
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りな(プロフ) - これ夢主ちゃんを心配で言ってるとかだったら泣く、、応援してます更新頑張れください！！ (2020年12月20日 21時) (
レス) id: f571b67ee6 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - むいくんの冷たさがカッコいい (2020年12月20日 18時) (レス) id: cb3402a79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶々@低浮上気味 | 作成日時：2020年12月20日 17時
