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弐ノ型 ページ3
俺がいくら斬っても斬っても死ななかった女鬼は嘘のようにボロボロと灰になり消えていく。
「……っは」
突然、安心感のようなものが襲ってきてその場に膝をついた。
「うわ、怪我ひでぇな。」
輝石の額当てをつけた大男は俺を見下ろして言う。
「…るせぇ」
「おま…っその声男かよ。」
「男ですが何か。」
「そんな可愛いナリしやがって、男だと？ほざくな、俺は分かるからな。」
「ブツついてんすけど…」
「マジかよ、じゃあ放っとくわ。」
なんのカオスだよ。
怪我酷い俺、それを助けてくれた恩人(？)、ボロボロ崩れる鬼。
そしてなんの会話だよ。
下品すぎんだろうが、読者に謝れ。
「くっ悔しいいいぃ！許せない、許せない！私の芸術をバカにして！！その稀血を喰わせろ！」
「ピーピーうるせー鬼だな、とっとと消えろ。」
「ギャッ……」
更に細かくみじん切りにされた鬼はなにも喋らなくなった。
大正版・三秒クッキングかよ…
「…お前、風魔党の忍びか。」
「なんで…分かんだよ…気色悪ぃな……」
「クナイに家紋描いてあんだろ、俺も元は
さて、派手を司る祭りの神・宇髄天元様から質問だ。
お前は今忍びを辞めて、さっきみてぇな鬼を滅する組織・鬼殺隊に入る。
それかここで失血して犬死にする。
どっちがいい？」
決まってんだろ、そんなの。
俺は�猗瓦映Ν瓩世�らな。
俺は＿＿＿＿＿
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作者名：茶々 | 作成日時：2020年7月12日 12時
