気安く俺に話しかけんな。【鬼滅の刃】 (ページ4)

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参ノ型ページ4

「おらおらおらおらァ！！」

「なんで俺が木刀でてめぇは真剣なんだよ、クソが！おかしいだろ！！フツーは逆だぞ、逆！！」

「弱いからそんな事言うのか！A子ちゃんはお可愛いことで。うるせぇ、とっととやれ！巫山戯たこと言ってると嫁にすんぞ！！」

「理不尽の代名詞か、てめぇは！」

俺は今、コイツ…派手派手野郎の元で鬼殺隊士になるために鍛練を積んでいる。

だが、内容がとにかくひでぇ。

腹筋五百、腕立て五百、背筋五百、庭五百周…

ふざけてんだろ。

「爆薬よーい！」

「何言ってんだてめええぇ！ふざけてんじゃねぇ！鍛練で殺す気か！？」

そんな小学校の徒競走のノリで言うなよ！クソが！！

「ドォンッ☆」

次の瞬間、ドゴォォォォォォォォォオン…とドォン☆じゃ済まない轟音が響き渡る。

「ぎゃあああああああ！？」

ヤベェ、一歩剣先をしくじっただけで即死レベルじゃねーか。

「天元様あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ！！ごめんなざい、やりすぎちゃいま゛じだああ゛あ゛あ゛あ゛ッッ！」

謝る人間違えてねぇ！？

「おう！派手でいいじゃねーか！！」

嫁に甘ぇな！砂糖吐くわ！！

「頑張れー！天元様ー！」

「せめて俺を応援してくれる人いたってよくねぇ！？俺の存在意義！空気扱いすんな！！」

「A君が勝ったらおはぎ作ってあげる…かもしれない。」

温度差！温度差パネェ！！

「他所見してんじゃねぇぞ、オラアアアァ！！手作りは俺の特権だろうがアアアァ！！」

「ただの嫉妬かよ！！」

「うるせえええぇ！！！」

こんな日常を送っている。

一話前のシリアスどこ行ったんだか誰か教えてくれ。