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#10 ページ10
麗美に起こされてホームルームが終わり授業が始まる
1時間目は中間先生の英語
分かりやすくていつも楽しみにしてる英語も今日は聞く気になれなかった
どうしても朝の手紙のことが忘れられない
それが始まりのサインだって知ってるから
淳:(人１)！これは何節や？
貴:え、あ、えと…
淳:どないした？調子悪いんか？
貴:すいません…
淳:無理せんようにな
いつもなら答えられる問題も答えられなくてさらに落ち込む私
淳:じゃあ…他のやつに当てるか
優しい中間先生によって私はとばされた
智:大丈夫？
貴:うん
隣にいる智くんにも心配される始末
こんなんじゃだめだと自分に言い聞かせて気を入れ直す
なんとか1時間目を終えると一旦保健室に行こうと思い席を立った
智:どした？
貴:ちょっと…保健室
智:俺も行こか？
貴:ううん、大丈夫。
智:そか。ゆっくり休み？
貴:ありがと
なぜ私が保健室に行くかわかってるであろう智くんは理由を聞いてこない
そんな優しさを噛み締めつつ保健室に向かう途中
グイッと誰かに引っ張られて空き教室に入れられた
貴:わっ！
そこにいたのは智くんが好きだと聞いたことがある女子4人がいた
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作者名：あみフラペチーノ
| 作成日時：2017年9月12日 17時
