8.むずむずするpart2 ページ10
佐久間「どうやってアプローチしたらいいかな？」
A「んんんー、そうだなぁ」
A「相手は佐久間のことをしってる？」
佐久間「知らない」
A「じゃあじゃあ…」
こんな話を３０分ぐらいして、ついにその瞬間が訪れた。
A「好きな人、ねぇ……」
いまだ！
佐久間「話かわるけど、Aの好きな人って？」
A「言わないよ(ゝω・´★)」
佐久間「ﾃﾞｽﾖﾈｰじゃあ、好きな人がいるかいないかだけ！」
A「……言わない？」
佐久間「もちろん」
A「いま」
ｺﾞｸﾘ
A「せん」
佐久間「おらんのかい！」
Aはカバンをもって、席をたった。
A「……気になってる人はいるけどね、佐久間の知ってる人だよ」ﾎﾟｿ
佐久間「え」
A「またあしたねー！」
颯爽と帰っていった。
源田「佐久間のことじゃないのか？」
佐久間「いやまさか！そうだったら恋愛相談を頼んだときに何か動くだろ」
源田「そうだけど……もしかしたら」
佐久間「俺の知ってる人だぜ？絶対風丸だ」
源田に成果を報告したら、こうなった。
源田「佐久間の好きな人はだれなんだ？嘘か？」
佐久間「嘘じゃないよ」
源田「……実在するのか？」
佐久間「スマホの中に……ね」
源田「そういうことか」
俺がAに話していたのはスマホに入ってるRPGゲームのヒロインのことだ。
佐久間「この学園にいる、とは言っていない」
源田「高嶺の花なんじゃ？」
佐久間「手は届かないよ、中の人には」
源田「怒られても知らないぞ」
佐久間「嘘は言わなかったから大丈夫」
源田「ハァ……
でも、なんでAの好きな人が風丸だって言えるんだ？」
佐久間「話すとき、Aの視線を見てた。
教室の机全体を見渡せる位置に誘導して話したからな」
源田「佐久間はスパイの素質がありそうだな」
佐久間「サッカーのお陰で動体視力がよくなったといってくれ」
源田「ともあれ、Aの好きな人が(？)分かったんだから、次は風丸に仕掛けた方がいいんじゃないか？」
佐久間「そうだな」
その2.合宿の花火大会にAを誘うよう風丸に言う
・行きのバスで誘うよう仕掛ける
・皆で見ようぜ！みたいな展開を防ぐ
源田「こんな感じじゃないか？」
佐久間「いいね」
源田「明日風丸に誘うよう言おうか」
佐久間「その前に風丸に好きな人がいるか聞かないと」
楽しくなりそうだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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うんち - たぬきっていう掲示板のイナ嫁って名前のスレで晒されてましたよ (2020年12月22日 13時) (
レス) id: 338f37e745 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！！頑張ってください！！ (2020年4月27日 17時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 初コメント失礼します!この作品とても面白いですこれからも無理の無いように頑張ってください！後訂正してほしいのですが成神の成の漢字が鳴になってますよ(＞人＜;) (2020年4月25日 13時) (レス) id: b586754433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神埼緋暮 | 作成日時：2019年12月3日 23時
