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楽屋に戻った俺らは、



藤ヶ谷は今まで通り、普通通り。






優しい藤ヶ谷だった。








そして、仕事は夕方まで時間がかかった。






楽屋の中では、まだ優しい藤ヶ谷だったが。







北「玉、ちょっと話が…」





すると、グイッと腕を引っ張られる。






藤「渉達帰ったから、俺達も帰ろ？」





北「あ、でも俺玉と仕事があ」




藤「いいから、帰るよ。」






冷たい笑顔が、







玉「ミツ、うまく言っておくから今日は帰っていいよ。」





北「ありがと、玉。」







あの、優しい藤ヶ谷じゃない…


俺は気付いた。

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作者名：宏霞太 | 作成日時：2020年9月12日 19時

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