104【誕生日編・11】 ページ32
実弥side
Aに手を差し伸べたが、Aは俺の手を取らず
あんな中途半端なまま置き去りにして
鬼殺に行ったからか？
「怒ってンのかァ？」
『いいえ。私の事は放っておいて下さい。』
「.........」
俺だって行きたくて行った訳じゃねェ。
鬼の気配を感じ取っちまった以上
それを放っておけるわけねェだろォが...
そんな事を思いながらAの肩に手を置けば涙目で俺を見上げてくる。
「おめェ何泣いてんだよ！」
意味が分からず、しゃがみ込んで両肩を掴みとってみれば、俺の胸に飛び込んでくるAに....俺の思考は固まった。
そうか......
Aは昨夜の続きを、したいのか。
女に行動させるとは
柱として、不甲斐ない。
何故か思考が煉獄みてェにはなったが....
それよりも
目の前に居るAに全集中だァ。
「おぃ......運ぶぞォ。」
『......いいえ。私はここで結構です。』
「ここ......」
Aの発言に俺も目が泳ぎながら周りを見渡せば、どう考えてもココは座敷。
流石の俺もそんな早急に朝っぱらからガッツク様な真似はしたくねェ。
「A、落ち着け。おめェ＿＿＿
『実弥さん！空気読んでっ!!!!!』
「......空気。」
しがみついたAを前に女の口から何て事言わせてんだと流石の俺も腹を
「......A。」
髪をすくい頬に手を当てれば
見上げてくるAが微笑んできた。
『....実弥さん。』
「おぉ。」
そのまま顔を寄せていこうとすれば
『感覚が戻ってきました。』
「...もう喋ンな.....や。........感覚ゥ？」
『はい！足が痺れていたので！』
「＿＿＿＿＿＿は？」
ちょっと待て。
これは昔にもやられた奴だ。
『ずっと正座しちゃってて。』
「......テンメェ。」
ムカつきついでに口吸いしてやろうかと思っていれば、頬に手を当てている俺の腕を見てAが慌て騒ぎ出した。
『実弥さんまた腕斬ったでしょ！大変！』
「こんくれェ大した事ねェよ＿＿って..」
『救急箱借りてきます!!!!』
「あ、おい！A待て!!!!!」
ドタバタと早朝の宿の中を駆けて行く音が
俺の側から離れていく....
昨夜から今の今まで
全部肩透かしになってる俺ァ....
澄んだ朝の日本庭園に向かって
思いの丈を鬱憤晴らしに叫んだ。
くそがァァァァァァァァ!!!!!
.
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京華(プロフ) - 澪凪ちゃんありがと〜〜！！お好みだったのなら嬉しい♡そう。何かがお預けなの!!!笑 その何かが分からないなら一緒に無理でしょ、笑 わ、分かった！いつかね。いつか！そしたら来世でねー!!!(メッセのやり取り再び＆謎の牽制、笑)いつもありがとね♡...感謝ァ！ (2021年12月13日 9時) (
レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 京華ちゃん完結おめでと〜〜っ！！最後まで夢主が何か実弥にお預けさせて寝ちゃうお話なのねwww二人らしい絡みでやっぱり好きだわwww いつか私とも書いてね？？(謎の圧) 次も待ってまーーす！！ あ、フラグは読んじゃいけないんだよ私！！お預けかこの… (2021年12月12日 23時) (レス) @page49 id: bf563a2326 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 衣世さん» 風柱様とのご結婚おめでとうございます♡笑 義勇さん...やはり実弥との相性は...笑 ピラニア実弥...もし続きを執筆する事があれば旅館の続きになると思います(ネタバレ)読んでも年内で記憶から抹消して下さいね？笑 衣世さんと再び出逢えた事全てに...感謝ァ♡ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 柚葉さん» 簡潔に祝言させて頂きました！笑 いつもありがとうございます♡久々のピラニア実弥...年内頑張って羞恥にまみれます！(白目)...感謝ァ！ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - あさひゆうひさん» 最後まで圧掛けたり内容とかの相談(主に雑談)いつもありがとう♡この落とし方の話いつしたっけ？笑 やっと完結出来ました！あさひ様も何か書いてね？(激しく圧)待ってるからね♡...感謝ァ！ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
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