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あれから神楽ちゃんという女の子はサーカスに来るようになった。
いつも僕を悲しそうな顔で見つめ、泣いていた。
どんなに芸をみせても、どんなに面白い話を聞かせても、君はずっと泣いていた。
泣きながら、今日も僕に言葉を告げていた。
君の言葉が、何故か頭に響くんだ。
聞くたびに、なにかが僕の中で崩れていくように感じるんだ。
また、今日も…
｢無理して笑わなくていいアルよ｣
｢…無理してないよ？｣
｢嘘アル。
なんで嘘つくアルか？
無理して笑わなくていいアルよ。｣
―――嘘…じゃ…
｢お願いアル。
お客さんは、今此処に一人もいないアル。
その仮面の下の、隠した素顔を見せてヨ。｣
――隠してなんか……
｢怪我したとき痛いって、
辛いときは喚いて…
恥ずかしいことはひとつもないアル｣
君はそういうと、僕の仮面を取って、泣きながらも、笑顔で抱き締めた。
｢大丈夫、大丈夫アル。
上手く笑えなくていいアルネ。
もう二度と嘘を吐けなくていいヨロシ。
堪えたりしなくていいアル。
私も一緒に泣いてあげるから。｣
ポツリ、ポツリも頬を伝って温かい雫が落ちた。
ぶわぁっと、体の奥底から何かが込み上げてきた。
｢うぁ、ぁぁああああーーーー！！｣
大声で、彼女の腕の中で子供のように泣いた。
泣き続ける僕の背中を、君は一緒に泣きながら、そっと撫でてくれた。
今日もサーカスは拍手喝采。
歓声がこれでもかと響き渡る。
客席には満面の笑みを浮かべるあの子。
大丈夫、君が見つけてくれたから。
忘れかけていた、僕の顔。
｢ニヒッ｣
客席の君が笑いかけた。
『大丈夫、大丈夫』
それはまるで魔法のようだ。
ほら、嘘つきピエロはもう
｢ニシシッ｣
消えてなくなった
―――――――――――――
神楽ちゃん大好きだぁぁぁぁああああああ((((°o°C=(_ _
素晴らしき本家様―ピエロ
KEl
Iですよね？lじゃないですよね？あれ？え？
【桂小太郎】×【その魔王はまるで恋する乙女のように】 男主*1→←【神楽】×【ピエロ】男主*1
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銀さんLOVE - リクいいですか？「アイのシナリオ」で銀さんオチとかで…おねしゃーーーす！！逆に男主で女の子オチにしますか？？ (2017年1月29日 17時) (
レス) id: 56de8dc4c5 (このIDを非表示/違反報告)
とりあえずカエルで(プロフ) - 83猫さん» こちらこそリクありがとうございました！これからもよろしくお願いします！！ (2016年8月13日 17時) (レス) id: 967cdb4cb9 (このIDを非表示/違反報告)
83猫 - とりあえずカエルでさん» つくってくださり､ありがとうございます！！！面白かったです！ (2016年8月13日 13時) (レス) id: bc69693670 (このIDを非表示/違反報告)
とりあえずカエルで(プロフ) - 83猫さん» OKです！！はっΣ(゜Д゜)これはchaosの予感…(ФωФ)ｸﾞﾍﾍﾍﾍﾍ (2016年8月7日 9時) (レス) id: 967cdb4cb9 (このIDを非表示/違反報告)
83猫 - とりあえずカエルでさん» □_(-ω-。)ｸﾞｽﾝ｡ハンカチありがとうござい“ま”ず…それと､リクいいですか？『りんちゃんなう！』をリンちゃんが夢主でミクとルカを銀さんと神楽ちゃんで､みたいです！ (2016年8月7日 1時) (レス) id: bc69693670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりあえずカエルで | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/blackfrog/
作成日時：2016年7月2日 16時
