第二話 ページ3
A/「ついたーっ」
全く、長い旅路だった。
重たい革製鞄を持ち上げて、私ははぁ、と深い溜息を吐く。
目の前にそびえ立つのは、山ぐらいあるんじゃないかって言うぐらい大きい城………じゃなくて学校。
ここが、フラガリア王立魔法学校だ。
門の前には、二人の男子生徒が立っている。
メロルド/「お、新しい先生?」
A/「ええ、そうですが……」
シエロモート/「はじめまして、僕はシエロモート。ブルーブーケ寮の寮長をしています。」
メロルド/「メロルドだよ、レッドブーケの寮長です。」
人良さげに微笑むシエロモートと、面倒くさそうにしているメロルド。
でも、感じられる魔力はメロルドの方が強い。
ムーン/「シャーーッ」
A/「こら、ムーン、暴れないの」
警戒するように牙を剥き出すムーン。
ムーンの勘が鋭い。
それを知っている私は、背筋が寒くなるのを感じながら、学園内に足を踏み入れた。
☆NEXT𓃠
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リオ - いぇーいぴーすぴーす✌ (3月24日 15時) (レス) id: 4f48257bd4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - オ/リジナ/ルフ/ラグが立ってます。 (3月24日 14時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作成日時:2024年3月23日 19時