第一話 ページ2
A/「………教師になってほしい……か」
よく晴れた日の午後。私はティーカップを持ち上げながら、ぼそっと呟いた。
目の前に浮かぶのは、羽根のついた便箋。
送り主はフラガリア王立魔法学校の学園長、ハローキティ達だ。
よりによって、忙しい時期に…………。
もうすぐフラガリア祭りがあるからか、街は大賑わい、おかげて山奥に住む私のところまで声が聞こえてくる。
なんでも、フラガリア祭りで好きな人に花束を渡すと、結ばれるんだとかなんとか………
意味不明。そんな迷信を信じてる妖精達を憐れんでる暇はないんだけどね。
ムーン/「にゃお?」
A/「ムーン、これから身支度をするから、手伝ってくれる?」
白い猫………じゃなくて虎のムーンを撫でて、私はティーカップを置いた。
☆NEXT𓃠
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リオ - いぇーいぴーすぴーす✌ (3月24日 15時) (レス) id: 4f48257bd4 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - オ/リジナ/ルフ/ラグが立ってます。 (3月24日 14時) (レス) id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作成日時:2024年3月23日 19時