24…同情 ページ24
どうやら、仲の良いコネシマですら見抜けないようだ。
「ショッピくん、双子やったんか！！」
「何言うてんすか？」
「寝言を言うくらいなら永眠してください？」
コネシマの一言に、似たようにつっこむショッピとA。
もちろん双子という事実はない。
「あの、俺帰ってもいいすか？俺、一般人ですし。
あとコネシマさんと一緒に居りたくないです」
「なんでやねん！！」
「そこまでショッピくんにそっくりなんやね……」
軍のお偉い様の手をふりほどくことは気にしたわりに、コネシマには冷たく当たるA。
どうやらそこもショッピにそっくりなようだ。
「あ、俺喫煙所行ってくるっすわ。ライター置き忘れてきたんで。」
そう言い、喫煙所へ向かうショッピ。
おう！と、元気良く言うコネシマ。
取り残されたA。
「あの、俺帰っても＿＿ 」
「チィィィッス！！！」
「っ…！？」
Aが再び、帰る話を持ちかけると、話が遮られた。
上から目の前へと、独特な挨拶をしながら、人が飛び降りてきた。
そして、A目がけてナイフを振るったのだ。
背中をのけぞるようにして、なんとか避けた。
自身の上半身があったところにはナイフの残像があった。
「よく避けれたなぁ、今の。なあ、手合わせしようや！いっつも断ってばっかやなくてさぁ！！」
そうしてコネシマと大先生の制止も聞かずに、ナイフをAへと振るう男。
しかし、Aには手合わせを断ったこと、手合わせをお願いされたことは記憶にない。
となると、やはり、ショッピのことかとAは予想する。
こんなに大変な人と一緒に居るなんて、とAは少しショッピに同情した。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
