第2話 ページ4
遙・真琴side
真琴「ハル！呑気に鯖食べてる場合じゃないよ！本当に遅刻するよ！」
時間を気にせず鯖を食べている幼馴染の七瀬遙を見て迎えに来た橘真琴は声を荒げた
遙「これでも急いでるほうだ」
冷静な目で遙は真琴を横で見る
そんな彼に真琴はため息をついた
真琴「朝から水風呂に入ってるから時間がなくなっちゃうんだよ…」
遙「…いいだろ別に」
目を細め鯖を箸でつまむ
ようやく遙が準備を終え、二人は彼の家を出ると横に並んで通学路を歩く
遙「で、何でわざわざ俺を迎えに来たんだ？」
遙は迎えに来た理由を真琴に訊ねた
真琴「だってハル、昨日の始業式来てなかったからさ」
遙「昨日休むって電話した」
真琴「じゃあ、新しいクラスのことは聞いた？」
遙「・・・」
真琴の問いに遙は黙り込んだ
真琴「ハルとはまた同じクラスだよ」
遙「何組？」
真琴「１組。担任は新任の女の先生で初日からあだ名が付いててさ、古文担当なんだって」
遙「そうか」
興味なさそうに答え海に目を移した
真琴「あ、あといい知らせがあるんだよね」
遙「何だ？」
遙が振り向くと真琴はクスりと笑う
真琴「意外なことに千歳ともクラス一緒なんだ」
と嬉しそうに言った
遙「千歳もか」
真琴「あれ？嬉しくないの？」
遙「別に」
再び海に目を移す
そんな遙を見て真琴は微笑んだ
真琴「本当は嬉しいんじゃない？」
遙「…うるさい」
ムスッとした顔で真琴を睨んだ
真琴「でも千歳なんか昨日「真琴とハルと一緒のクラスになれて嬉しい！」って言ってたよ」
遙「…相変わらずお気楽な奴だ」
真琴「ハハ、俺は千歳らしいなって思うけどね」
遙「…」
遙は真琴から目を逸らす
二人は早足で学校へ向かったのだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
