第27話 ページ29
遙たちside
天方「わあ〜随分綺麗になったわね〜！」
天方は椅子に座りパラソルを持って感心した
渚「そんなところで座ってないで先生も手伝ってくださいよ！」
天方「何言ってるの！？この季節の紫外線の量は凄いのよ！あなたたちは若いからいいでしょうけど」
天方は強く主張する
天方「そういえば、あなたたちといつも一緒にいる茅根さんは入らないの？」
真琴「あ、はい。まだ考えてるって」
天方「そう…何で入らないのかしらね？」
天方は首をかしげながら呟いた
遙「……」
遙は千歳の昨日の浮かない顔を思い出しながら手を動かし続けたのだった
江「すっごーい！綺麗になってる！」
プールサイドへ来たのは差し入れが入っている袋を持った江だった
渚「あーっ！江ちゃんも手伝ってくれるのー？」
江「だから「ゴウ」じゃなくて「コウ」！差し入れあげないわよ？」
渚「ええーっ！そんな〜！」
渚は嘆いた
江「あれ？千歳先輩は一緒にいないんですか？」
江は千歳を探す
真琴「千歳は来てないよ」
江「そうですか、残念」
江は肩をすくめた
※
渚「ねえ！君！水泳部に入らない？」
同級生１「僕は陸上部に決めました」
１人目を勧誘したが断られる
渚「ねえねえ！一緒に楽しくスイムしようよ！」
同級生２「海が近くにあるのに何でわざわざプールで泳がなきゃなんないの？」
また断られる
渚「今入部すれば、もれなくこの岩鳶町のマスコットキャラ・イワトビちゃんが一年分ついてくるよ！」
同級生一部「いらね〜」
さすがに断られてしまった
渚「だめだー！やっぱり誰も入ってくれなーい！」
真琴「このままじゃ、プール修理しただけで終わりかも・・」
渚「そんな〜！」
部室で渚たちは頭を抱えた
今のところ一人も入部希望者はいなかった
渚「こうなったら最後の手段！天ちゃんにひと肌脱いでもらおうよ！」
真琴「ひと肌って？」
渚に真琴は訊ねる
渚「顧問が天ちゃんだってのをもっとアピールして水泳部に入れば水着が見放題って！」
真琴「なるほど…文字通りひと肌」
天方「あ〜な〜た〜た〜ち〜？」
後ろから腕組みをした天方がいた
真琴たちはびくっとする
天方「それやったら私、顧問降りるからね！もう絶対に水着にならないって決めてるんだから！いい？分かったかしら？」
天方の迫力に二人は顔を引きつった
真琴・渚「は、はい…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
