第18話 10/14訂正 ページ20
千歳side
千歳「はあ・・」
翌日、私はため息をつきながら天方に頼まれたプリントを届けようと職員室へ行く廊下を歩いていた
千歳「鮫柄学園に行くまでは心配してなかったんだけど…まさか無断で中に入るなんてどうかしてるよ」
昨夜のメールのことで衝撃的過ぎて心配のあまりよく眠れなかった
SCに不法侵入して怒られたばかりなのに、また不法侵入するなんて誰も思わないだろう
だが、彼らは廃墟ではなくあの鮫柄学園に入ったのだ
職員室の前に着き、ドアの取っ手に手をかけようとした時だ
男性教師「馬っ鹿もーん！！」
千歳「？！」
突然ドアの向こうから怒声が飛んでくる
私は気になり、恐る恐るドアを少し開けると視界に入ってきたのは、学年主任の先生にに叱られているハルたちの姿だった
男性教師「お前たちは反省する気はあるのか？！」
真琴「すみません…」
真琴と渚君は肩をすくめて謝る
男性教師「廃墟の次はよその学校のプールに無断で侵入とはどういうことだ！全く。向こうの先生が大事にはしないと言ってくれてるからいいものを…」
先生は頭を抱えた
天方「まあまあまあ〜。先生、その辺で…」
職員机の前から立ち上がり、天方先生は学年主任の先生を宥めた
天方「ほら、こんな名言もあります。古代中国、周の時代の軍師・太公望は金魚鉢をひっくり返して…」
男性教師「金魚は…きらいですなあ」
天方「…しちゅれいしましゅた」
男性教師に名言をばっさり切り捨てられ、天方は肩を落としたのだった
様子を見ていた私はこれ以上待っても仕方ないと思い、職員室のドアを開けた
千歳「失礼します」
私が入って来たことを気が付いたのか、真琴たちは私の方に顔を向けてきた
私は天方先生の前まで歩き、プリントを差し出す
千歳「天方先生、頼まれたプリント持ってきました」
天方「あ、あら茅根さん？！ありがとう…！」
天方先生は私からプリントを受け取る
すると、私は天方から視線を外しハル達の方に向けた
千歳「……」
真琴・渚「ひっ！」
きっと私の顔は鬼のような形相だったのだろう
真琴と渚は小さな悲鳴をあげていたのだった
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
