第15話 ページ17
千歳side
遙「嫌だ」
水を浴びた後のハルは、渚君達の言葉を拒否する
私達はその後、彼の家を訪ねていた
渚「行こうよ鮫柄学園！」
真琴「凛に会いたくないの？」
遙「昨日会ったろ」
何を言っても聞かないハルに真琴は溜息をついた
真琴「行けば今度こそ泳げると思ったんだけど。鮫柄って確か屋内プールがあったはずだし」
真琴が言った言葉に反応したのか、ハルはタオルで頭を拭く手を止め目を輝かせたのだった
渚「ねえねえ、ちーちゃんも行こうよ！凛ちゃんに会いに！」
渚君は居間でくつろいでいる私の所に駆け寄り、一緒に行こうと誘う
千歳「ごめんね。この後お店の手伝いがあるから、一緒には行けないの。」
渚「え〜そんな〜！」
彼は私の腕に頭をぐりぐり押しつける
渚君の後に続いて、ハルと真琴も居間に集合した
真琴「渚、仕方ないだろ。諦めろって」
渚「だって〜！」
真琴に宥められ渚君はごねる
千歳「鮫柄って確か、男子高だったよね？」
真琴「うん、そうみたい。俺も詳しくは知らないから分からないけど」
千歳「そっか」
私はテーブルに置かれた麦茶を一口飲んだ
すると、隣に座ったハルは私の鞄からはみ出ているパンの包装紙を見つめていた
千歳「どうしたのハル？」
遙「これは、何だ？」
ハルはパンを取り上げ、私に見せながら訊ねた
彼の手につまみ出されてるパンの包装紙には、イワトビちゃんが踊ってるイラストが印刷されていた
千歳「あ！それね、一部のコンビニでしか売ってない『イワトビちゃん伝説！太陽の踊り子パン』っていうの！」
渚「何それおいしそー！！」
真琴「太陽の踊り子…？」
渚君は興味津々に目を輝かせ、真琴は怪訝そうな顔をした
渚「ちなみに何味？」
千歳「マスタードマヨネーズ味」
真琴「意外と普通！」
真琴は声を上げる
遙「…鯖は入ってないのか？」
真琴「入ってるわけないだろ！？」
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
