149話 ページ9
〜数日後〜
お昼
真琴「びっくりしたよ。」
渚「ごめんごめん。つい」
怜「ですが何故遙先輩の家へ？」
遙「それは昨日…」
渚「獅子座流星群が見えるって聞いたから！」
怜「獅子座流星群は秋ですよ。」
渚「え？そ、そうなんだ！」
部活後
怜「渚君、渚君！聞いてましたか？」
渚「ごめん！なに？」
真琴「流石に渚も疲れたか？」
渚「かもしれない！あっ…僕部室に忘れ物しちゃった！取ってくるね！じゃあバイバイ‼」
この会話を聞いてたA
渚、親と揉めたわね…。
『江、今日環預けてもいい？』
江「いいけどどうかしたの？」
『取引。』
これ以上は聞かないで！
江「そうなんだ!分かった！」
『お義母さん、環お願いします！』
凛ママ「分かったわ！」
『じゃあ。』
ピンポーン
遙「はい。」
『ふふっ。渚居るんでしょ？』
遙「入れ。なんでわかった？」
『皆の話を聞いてた事ともう一つは教えない！』
真琴「渚が可哀想だよ。超大国に連れて行かれてしまうって‼俺たちがアイツの味方になってやらないとー！」
遙「なんの話だ。」
怜「そんな国ありませんよ！」
真琴「えっ?!ないの⁉」
怜「なに騙されてるんですか！」
真琴「騙されたの?!」
怜「はい！」
『真琴将来詐欺に遭うわね。』
真琴「A酷い！…っていつの間に⁉」
びっくりした…
遙「仕方ない俺が行く。」
鯖缶を沢山抱えて帰って来た遥
遙「渚を泊めることにした！」
真琴「なに買収されてるの?!」
『真琴も騙されたよね？』
真琴「言わないで‼」
怜「もうお二人には任せておけません！僕が行きます。僕の理論に基づいた義論で落ちない人はいません。この交渉人竜ヶ崎怜とお呼び下さい。」
『絶対に失敗するわ…これ。』
怜「分かりましたよ…犯人が！」
『阿呆か！はぁ。1回私が入る。』
真琴「任せた！」
遙「最後の一人だからな。」
『はいはい。渚〜？入るよ？』
部屋
渚「Aちゃん！どうして？」
『はいはい。それより両親？』
渚「…うん。」
『やっぱり、今度はなに？水泳？勉強？』
渚「…両方。てかなんで知ってるの？」
『取引先だし。よく話すし。』
渚「こんな所に繋がりが…。」
『はいはい。私との話は一旦止めて。はる、まこ、怜入ってきて。』
遙「とにかく理由を話せ渚。」
怜「渚くん何が原因なんですか？」
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作者名：reina | 作成日時：2017年11月25日 23時
