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紗帆「A、腕の角度に気を付けて」


『はい。』



紗帆「今日はここまで。」


生徒会室
華帆「A、お疲れ様」


『華帆、お疲れ様。さーちゃん、今日の腕のことなのだけれど』


紗帆「あぁ…少し腕が曲がってたの…少し気を付けて?」


『分かったわ!』


「あ、いやあの…俺はAの…」


「お姉様に会わせる訳には行きません!」
「お姉様は今お忙しいのです。」


『何かしら?』


紗帆「さぁ?」


華帆「誰か来てるみたいだね」


「あ、いや俺はAに…用が……」


『さーちゃん、今度蓮条流の練習をさせて貰えないかな?』


紗帆「あぁ…それなら今度薫と2人で教えるから華帆と一緒に帰っておいで?」


『ありがとう!』


華帆「ねぇなんか外が煩くない?」


『そうよね?でも私には関係ないわφ(..)カキカキ』


紗帆「そういう所Aって悠河に似てるね〜でも見た目も中身も天使!」


『ありがとさーちゃん♡』


華帆「…パシャ…いい写真撮れた。ママ後であげる」


紗帆「うん、ありがとう。華帆流石…」


「いやあのA……に…A〜助けて!!」


『え?A?』


ガラガラ
『皆、何かしら?』


「A〜!………女子こわい…怖いよ…」
待ってここで20分掛かるって何!?
しかもお姉様お姉様ってなんか頭ぐるぐるしてきた〜!


『駆…?』


駆「A〜!良かった!!もう俺どうしようかと!!」


『えぇ…何があったのよ…』


「お姉様、その方は不審者で…」

「近付いてはダメですわ!」


『皆、この方は私の旦那様よ?』


「「えぇ!!?し、失礼いたしました!」」


駆「あ、いや全然!」
さっきまで詰め寄られて怖かったけどなんか怖くなくなった…


『皆は教室にお戻りになって?もうすぐ授業が始まるわ』


「「はい、では失礼します!」」


華帆「駆くん昨日ぶりです」


駆「こんにちは!」


紗帆「A、じゃあ私も次の予定あるからじゃあね」


『えぇ!さーちゃんまた今度!』


駆「┏○ペコッ」



カチャ
『お茶よ。』


駆「ありがと…う…(/◎\)ゴクゴクッ・・・」


『それで?どうしたの??』


駆「これ!スマホ、忘れてたよね?後今日のテレビ撮影…来てもらえない…かな?」

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作者名:reina | 作成日時:2018年6月9日 1時

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