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コンコン
「失礼します。」
『失礼します…』
うわぁ……生徒会長も先生も居るじゃん
「やば、生Aだ…顔ちっさ!めっちゃ可愛い……」
「君、なんて髪色だ!染め直してきなさい!」
「先生落ち着いて下さい。美夜お疲れ様、君が長月Aさんで合ってる?」
『まぁ合ってますが……』
やっぱ先生は気にするよねー
まぁ茶髪に紫とピンク入っててその上髪の毛巻いてポニテしてたらそりゃまぁビックリだしね…
「僕は生徒会長の八尋悠斗。宜しくね?」
『……どうも…ご用件はなんでしょう?』
「あぁ…文化祭のモデルの件なんだが…本当に出てくれる気はないのかな?」
『あぁやっぱり……はい、出ません。既に事務所から言われている通りです。』
「あぁ…他の仕事…だったね?後1ヶ月あるけどそれでもやっぱり出てもらいたくてね?ニコニコ」
あ、この人ちょっとぼろ出したら漬け込んで来そう…
『申し訳ないですがそれはちょっと……
他にも仕事がありますし…』
「此方が先に申し込んだのに…ですか?」
『っ……申し訳御座いません。
…ですがこちらも他の仕事がありますので。
もしまだ説明が欲しい様でしたらマネージャーをお呼びしますよ?
私はスケジュールの事に関しては全く関わっていないので私のマネージャーと直接お話なされた方が宜しいかと。』
「そうかい?じゃあマネージャーさんに連絡して貰えるかな?」
『はい、少し席を外させて頂きます。』
生徒会長こっわ!何あれ隙がなさ過ぎる。
取り敢えず神崎さんにメールしておこう……
『なんか…朝から疲れるかも……
よし、生徒会室戻ろう…』
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作者名:reina | 作成日時:2018年7月13日 0時