弥生春の姉は…2

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半年後

『…春、もういやぁ。』


春「ダメ。後一口でいいから、ね？」


『ううっ(´×ω×｀)』


春「ほら食べて？？」


『…無理…』


春「そっか…うんまあいいよ。今日はもういいよ笑」
ゼリー半分…結構食べたかな…？？


『ご馳走様でした。』


ピンポーン
春「あ、志季さん、おはようございます」


志季「おはよう。どうですか？」


春「今ゼリー半分食べました。」


志季「結構食べれる様になりましたね」


『…春？誰が来た…志季くん、おはよう。』


志季「おはようA、どう？」


『元気ですよ。』


志季「今日はどこ歩くんだ？」


『何処にしましょう……』


志季「じゃあ車で少し遠いが行くか？」


『うん…』


春「じゃあお願いします」


志季「ああ。」


『志季くん、あの鞄取って貰っていいかな…？』


志季「これか？」


『うん。』


志季「はい。」


『ありがとうございます』


志季「掴まって？」


『うん…ありがとう。』


志季「いや、今日は少し海に行きたいんだ

いいか？」


『うん…志季くんは…優しいね…』


志季「なんでだ？」


『皆避けるから…

久しぶりにあったら点滴して車椅子に乗ってる…

車の運転も出来なくて仕事も出来ないから春が援助してくれてる…

普通なら見捨てられるかもしれないのにね…』


志季「見捨てない…俺も。春さんも…始さんだって」


『会ってないの…

春もそうだけど始は那月の事凄く好きって訳では無かったと思う。私も偶に育てるの無理って思う事もあったから…』


志季「それだったら普通は疎遠になるだろ？

始さん達の中では認めてたからずっと那月とも居れたんだ。」


『…？！そうだといいな…』


志季「着いた」


『…綺麗…』
那月に見せてあげたかった…


志季「那月に見せたかったな…」


『！？な、なんで…？』


志季「那月が喜ぶだろう？」


『……そうだね。』

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