マイペースな彼女は新の妹で…2 (ページ16)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:13,223 hit

16 ページ16

『…後少し…迅さんが見てる分岐点まで…あと……ｹﾎｹﾎ』

公平「もうA無理だろ…病院行くぞ！」

『だめ…まだ………修くん……ありが、とう…』
この街は助かった…

公平「A、A！」

5ヶ月後

『…………』

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

真っ白…この音……助かったんだ…あの状態で

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

「んっ…」

だれ…？？

ｶﾞﾗｯ

「葵、まだ居るぞ？起こさなくていいのか？」

「あ、うん、まだ疲れてるだろうしそのままでいいと思う…

それよりA、お花買ってきた、よ…A？」

ﾋﾟｸｯ

『あ、ｹﾎｹﾎ』

葵「A！！目が覚めたの？！あ、新な、ナースコール！！！公平くん、起きて！！Aが目を覚ました！」

公平「えっ！？A！」

新「今押した。A分かるか？」

( *・ω・))ｺｸｺｸ

『ｹﾎｹﾎ』

「Aちゃん、酸素マスクに変えるよ？」

『あう、ｹﾎｹﾎ』

今何日くらいだろう…でもお兄ちゃん達の服が冬物だ…隣に居る子ってお兄ちゃんの友達かな？？

公平「A…」

スマホ…兎に角スマホ取らなきゃ

『ん"ー、ｹﾎ…』

新「A、何が取りたいんだ？」

『ふあほ…』
あ、やっぱり呂律回んない…

新「スマホか？ちょっと待ってろ今から充電する」

いや、ちゃんと充電しておいてよ……

葵「あ、取り敢えず俺のスマホ使って」

『えっと…お兄ちゃんの隣の男の子だれ…？』

葵「え、」
まさか公平くんの事…？

葵「まだ頭が動いてないのかも…明日の精密検査してから教えるね？？少し待って」

『分かった』