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夜の作った朝食(卵粥)を食べドラマの撮影に入るA


翼「A、聞いたぞ!大丈夫か!?」


『平気だって…翼くん心配しすぎ笑
むしろその声が頭痛くなる』


翼「悪い、じゃなくて!
いやだって熱9度越えだぞ!?
あの後どんだけ雨のシーン撮影後悔したとッ!!」


『ん?てかなんで翼くん知ってんの?』


翼「ツキプロ内の情報舐めんな!」


『いやまぁ心配掛けてごめんなさい。
でもあの時はやりきるしかないって思ってたから……』


翼「…はぁ……許す。でも今度からちゃんと言えよ!!」


『うん、ニコ』


翼「ッ…じ、じゃあ俺台本読みあるから!」



そう言ってコンビニ袋を置いていく



『なんでコンビニ袋……あ、』



そこにはゼリーや冷えピタ薬などが入っていた



『……ふふ。』
翼くんって素直じゃないよなぁ〜笑



コンコン

葵「Aちゃん、入っても大丈夫?」


『あ、うん。どうぞニコ』


葵「さっき翼くんが顔赤くして出て来たけどどうしたの?」


『え?うーん特に何も無いけど……』
私何かしたかな?んー、考えても分かんない。


葵「まぁいっか。Aちゃん次撮影だって。大丈夫?動ける??」


『ふふ、平気だって笑
私はしっかり今日もやりきるよ。ニコ』


葵「そう言って無理したら元も子もないよ。」


『じゃあ普段の倍テイク出さない様に頑張ろう?笑』


葵「うん、そうだね。笑」


葵に手を引かれそのまま現場に入る



夜「A薬飲んだ?」

葵「Aちゃん少し休もう?」



『……2人とも大丈夫だって。』



この日の撮影は夜と葵の過保護のお陰でいつもより巻いて早く終わったのだった。

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作者名:reina | 作成日時:2019年5月16日 1時

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