長月夜の妹は5 (ページ22)

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撮影現場の病院に着き救命科に向かうA

『おはようございます。』

「あ、長月さん、おはよう〜今日も撮影だっけ？」

『はい、あの、点滴お願いしてもいいですか？』

「え？」

「もう、しっかり睡眠と食事を取らないとそりゃ風邪引くよ。おまけに貧血ギリギリじゃない。ここは仮眠室だから一応スタッフさん達には見つからないしその点滴が切れるまでそこに居て。」

神崎「すみません、ありがとうございます。」

「いえ、全然！
栄養剤のと鎮痛剤を一応点滴してますけどその場しのぎだって事は頭に入れておいてください。Aちゃん撮影何時から？」

『えっと9時前くらいにやっと始まると思う。』

「じゃあそれまで少し寝てて。逢沢先生もあと1時間もしたら来るしその時に行けばいいよ」

『はい、ありがとうございます。』

一旦スマホを触り40分後にタイマーをセットし頭の付近に置くと目を瞑り直ぐに眠ってしまうA

神崎「…………」