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「ふぅ、皆さんにご迷惑お掛けします。」


持っていたガラスを円切りカッターで2cmほど穴を開ける


ナギ「oh...何をしているんです?」


「見ての通り銃口が通る大きさで穴を開けてる。本当は銃で割った方が早いんだけど喘息持ちの子がいる中でそう何度も使ってられないからね。
攻撃が1箇所に集中した?なんで……いや好機だ。」
赤井秀一、降谷、コナンくん早く


「いや、焦りは禁物……。」


陸「終っ、た?」


「……いや、終わってない。
ただ動いてない観覧車に感謝する事ね。この後貴方達転がる可能性もあるから気を付けなさいよ」


三月「転がるってなんでだ?」


「相手は多分今弾の補充中、私達にとっても今が好機…けど逃げられる訳じゃない。最悪水族館内にこの観覧車ごと突撃よ。まぁそれを止めてくれる人達がどれだけ動いてくれるかによるけど…このままじゃ100%死ぬ。」
でも殺させない。この子達は死なせない。



一織「じゃあどうするんですか!?」


「慌てなくていい、血の気は多いけど優秀な公安に協力はしたくないがFBI、小さな探偵さんが助けてくれる。心配しないで、自分たちの身を守る事に集中して。」



ダダダダダダッ

「っ、伏せて!」
降谷、早く……早く照らせ


陸「わっ……あ、あのむ、胸……///」
あれ、この匂い……柚菜さんの服と同じ匂い…


「黙って…」


爆弾の光の後花火の光が黒のヘリを照らす


「ナイス。」


開けた隙間からヘリを狙い撃ちライフルをバッグにしまう



「いい、ここからは自分達に打ち身が出来ないように守って!」



紡と陸は柚菜が守る


紡「わっ、あ、あの!」


「黙って、どうなる……お願い、車軸を壊さないで…」



願いも虚しく観覧車がガコッと動く



「っ、やられた。ここから揺れます!頭を守って!」



「「「うわぁっ!!」」」


「っ!!」


陸「ッ、ケホッ」

紡「きゃぁぁ!!」


「回る方に身体を回して!少しは痛みが軽減されるはず!っ、!」


陸と紡を守りながらでは受け身を取ることも外に出て状況を変えることも出来ないA


「降谷…」


陸「ケホッ、ぜェは、ケホケホっ!」


「っ、落ち着いて七瀬さん!」


一織「七瀬さん!」


陸「っ、けほ、へい、わっ!!」



「薬取りますよ。」



陸の鞄の中から喘息の薬を取り出し陸の口に当てる


紡「陸さん!」

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作者名:reina | 作成日時:2020年7月26日 22時

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