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陸「えっ、俺たち遊べないの!?」
環「えー、観覧車乗ってみてぇのにー!」
紡「すみません、すみません!
訳は話せないんですが柚菜さんから先程連絡が来て警察の友人からもしかしたら事件系に巻き込まれるかもしれないと…」
一織「何ですかそのあやふやな言い回し。」
陸「柚菜さんと連絡取れたの!?」
紡「はい。でも柚菜さんは熱で体調を崩されている様でお見舞いにいらしていたご友人の警察の方からそう言われました。」
大和「でも何もテレビでも報道されてないだろ?それ信用出来るのか?」
一織「出来るでしょう。水瀬さん自身は元々警察官になろうとしていた方です。そこでの同期の方はいらっしゃるでしょうから。
ただ情報が出ていないという所に違和感があります。」
三月「違和感?」
一織「えぇ、何故水瀬さんはその情報を知っているのか。例え極秘なのであれば私達にも一切知らせれるはずがありません。ですが知らせてきた。私達の行動を予測してでしょう。その友人さんからも言わせて信憑性を持たせる。マネージャーであれば信じるでしょうしね。」
壮五「うん、そうだね。ただ何が起きるかによるけど確かに帰った方がいいかもしれない。」
陸「でも俺達一日中撮影してたしマネージャーも観覧車片側貸し切ってくれたって…」
紡「まぁそうなんですが流石に皆さんを危険な目に合わせる事は出来ません。今回は諦めて帰りませんか?」
陸「観覧車乗りたかったな……俺乗り物系って殆ど乗ったこと無かったし…」
一織「…乗りましょうか。ただ本当に危険かもしれないので観覧車だけ乗ったら帰りましょう。」
大和「いいのかイチ」
一織「七瀬さんが気を落としたままの方が大変です。それに……私も観覧車からの景色…少し興味があります……。」
目を逸らしながら言う一織に大和と三月はあ〜と思いながらそうだなと呟く
ナギ「乗りまショウ!ワタシも乗りたいデス!」
環「俺も皆で乗りてー」
壮五「ぼ、僕も少し気になります。」
紡「え、えぇ………分かりました。観覧車だけですからね!?後で柚菜さんに怒られるかもしれない事を頭の片隅に置いておいてくださいね!!」
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作者名:reina | 作成日時:2020年7月26日 22時