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涼太「うん。これでリストはOKだと思う。」


『分かりました。じゃあ演出の仕方ですが…』


涼太「……あのさ、なんでそんなに離れてるの?声殆ど聞こえないんだけど。」
男嫌いっていうより男性恐怖症って感じかな。
これは神崎さんも少しは慣れる様にって言う訳だ。


『…これでも大分頑張ってます……!!』



視聴覚室の端と端で話している2人


涼太「……香澄さんもう少しだけ近くに来てくれる?」


『……30cmくらいですか?』


涼太「うーん2mくらい?ニコ」


『鬼……!ううっ……に、2m…』



涼太【俺の事鬼って言っときながら言われたらしっかり近付くんだ。結構真面目なんだ…。】


涼太「いや、2m近付いてもまだ相当距離あるからね?それとさ桜庭先輩とか遠慮してる感じじゃなくて涼太でいいし。」


『…じゃあ涼太さん……で。私の事もAでいいですから』


涼太「なんかさっきより遠くなった感するけどまぁいいか。A」


『ビクッ……はい…。』


涼太「…Aさんにしとこうか」
呼び捨てで呼ばれるのは無理そうだな…
呼んだ一瞬だけで顔真っ青だし


『…すみません……。』


涼太「いや別に?ニコ
これから少し強制的に慣れさせるからねニコ」


『うっ、お、鬼!やっぱりドS!』


涼太「やっぱり?ニコ」


『いえ、なんでもないです。
さ、…涼太さん続き話しても良いですか……?』


涼太「どうぞ。」



『と、言う事で一通り話は終わりです。』


涼太「んー、長かった…。6限目始まってるし」


『すみません、話すのトロくて』


涼太「いや、トロくはないけど。ダンスパートそんなに多くて平気なの?」


『これくらいは平気です。澪…えっと神崎が部長してますし。私もこれくらいであればまだ踊れます』


涼太「そ。それより今から入るのも面倒だしどうせなら6限目このままサボろっか。」


『サボ…涼太さんはもっと真面目に授業受けるんだと思ってました。』


涼太「そっちこそ、サボるのはダメですとか言って戻りそうなのに?笑」


『…まぁ余りサボるのは良くないと思いますけど少しならいいかなって…。それに涼太さん昨日殆ど寝てないんじゃないですか?』


涼太「…よく分かったね」


『まぁ、私も良くありますから。
寝てまでは言いませんけど目くらいなら閉じてもいいと思います…!』


涼太「ふっ笑じゃあそうしようかな。」

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reina(プロフ) - 優姫さん» 読んで頂いてありがとうございます!面白いと言って頂けて嬉しいです!更新も無理せず頑張っていきます!! (2019年7月21日 1時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - とても面白いです。続きも楽しみにしているので、無理をせず更新を頑張って下さい。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2019年7月17日 19時

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