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天王寺邸


麻里「それで?どうしたのかしら?」


『天野さんに深入りして欲しくないって言ったの…』


麻里「いいじゃない?誰だって知られたくない事はあるじゃない?」


『うん、だからそれもあって…それに私の中であの子が信用出来ない…ただ変に情けを掛けられそうで…』


麻里「Aはそういう子よね。

でも別に無理に仲良くしようとはしなくていいんじゃないかしら?

Aのペースで私はいいと思うわ。」


『…うん。そうだよね…でも私言い方は悪かったかも…』


麻里「それならしっかりそこは謝ったらいいんじゃないかしら?」


『そうするね…ありがとう、私1人じゃどうしたらいいのか考え付かなくて…

でも正直1人で居るのは嫌だったから』


麻里「ふふっ…そういう時はいつでもいらっしゃい?」


『うん!あ、そうだ後高等部の教科書貸してもらえないかな?』


麻里「いいわよ。私はもう必要ないから」


『ありがとう!』


麻里「少し待っていて?」


ハニー「アップル、貴方も抱え込まない様にね?」


アップル「そうだね〜笑
ただやっぱりパートナーに似るのかな?なんかAが悩んでる事は一緒に悩んじゃうんだ笑」


ハニー「いい事じゃない。私もそうよ。」


アップル「やっぱり?」


『二人ともなんの話してるの?』


アップル「ん?なんもないよ??」


『そう?じゃあ帰るよ?麻里ちゃん教科書ありがとう!一週間後返すね!』


麻里「いつでも大丈夫よ。気を付けて部屋に戻りなさいよ?」


『うん!じゃあまた!』


麻里「えぇ。」

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作者名:reina | 作成日時:2018年7月23日 4時

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