お嬢様の許嫁は… (ページ7)

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『華！華〜居ないのー？』

駆「はな？って誰？？」

『私の側近よ！あ、そういえば昨日お布団まで運んで頂いてありがとう！
家のしきたりで夜9時に寝て朝5時ぴったりに起きるの！』

駆「あ、それで音がなった途端寝たんだ…」
めっちゃ早寝早起きだ…

『はい…もしかしたら今後もこの様な事があるかも
しれないので一応ご報告を！』

駆「分かった！それより出口ないね…」

『多分昔あった出口は変わってそうですし…ね…』

ポチッ

ポチッ？
『えぇ！！？なにこれー？！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡』

駆「え、檻！？なんで？！」

『駆くん、お願いそこのレバー引いてー！』

駆「あ、これか…」

グーン

『びっくりしたわ…
これ防犯用よね！？流石に怖いわ！華、これは改善…ああそうだわ…今居ないんだった〜！』

駆「俺も…」
Aちゃん自分の家の罠に引っ掛かるんだ…

はな？さんが居ないだけでこの感じ…

普段もっとそそっかしい…？？

『どこかしら…』

駆「ないね…」

5日目

『ないわ…』

少し休憩しよう…

パラパラ
『明日までに抜け出したら駆くんとはもう終わり…別の人と…あ！』
この池絶対必要ないでしょう！母様も昔ここに父様の写真落としたって聞いたわ！

駆「ちょ！Aちゃん何してるの！？」

『写真…取ってるの…ぷはっ…』

駆「いやいや！こんな寒い冬の池に入るなんてだめだよ！！」

『でも…写真…が！』

駆「写真が大切？？！俺隣に居るのに…！」

『っ！………ごめんなさい。』

駆「いいからお風呂入っておいで！俺も入って来るから」

『はい…』
写真焼き増し出来るかしら…
駆くんとは明日までなのに

　