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4年9ヶ月
『いよいよ…今日から1週間彼と…♪』
『そう!?髪型!振り袖!!帯!!そしてそして私!』
「「大変お美しゅうございます」」
『そう??じゃあ行ってくるわー!』
華「お待ちください!A様私共は1週間離れます。身の回りの事はご自分でなさって下さい。では」
『えぇ!』
いよいよ…この襖を開けた先に…
『失礼します。え?』
「あー!良かったぁ!ね、ね!これ解いてー!」
『え、え…!?す、すいません私勉強不足で…少々勉強してまいります!!』
「いやいや!?しなくていいからね?!それより解いてー?!」
『あ、そうですね…それより何故縛られて??』
「いやいやいきなり連れ去られたんだよ!?」
『そんな…!家の者が大変失礼しました。』
「それより君は??」
『申し遅れました。私あなたの妻になります
極楽院Aと申します』
「へぇ〜。妻ね…え!?妻!?」
『はい、ご存知ないですか??
あなた1997年12月12日の18時20分に生まれた師走駆様よね?』
⚠時間は作者が勝手に決めました
駆「え?俺の名前…?てかえ…18、?」
なんで知ってるの!?
『ざっくりと言うと私と貴方は同日同時刻に生まれた婚約者です♡』
本当にざっくりしてる!?
駆「まあいいや…それでここから出られないの??結婚もちょっと…」
『ここは誕生日までの1週間二人で生活するんです。なので外にも出られな…いいえ…出れるわ…』
駆「出れるの??!」
『ええ…昔母様と父様が抜け出したとお聞きしましたわ!』
駆「そうなんだ…」
『あの…駆様は、私との結婚は…嫌ですか?』
駆「いや…まあ…うん。いきなりだし」
『そう…ですよね!では一緒に抜け道を探しましょう!』
駆「いいの?」
『ええ!何かお困りの事があるご様子ですし…』
駆「よく見てるね…」
『そうでしょうか?華なんかもっとすごいわ!
ほら…探しましょう、』
見た目と同じで良い人みたいね、
早く出口を見つけて差し上げないと…
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作者名:reina | 作成日時:2018年5月10日 18時