お嬢様の許嫁は… (ページ16)

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『…母様は朝から元気ね…』

駆「Aちゃんもね。」
自分の事棚にあげてる…しかも無意識っぽいし…

天然？？

『そうね！ねぇ今日の結婚式が終わったあとから呼び捨てにしない？？』

駆「呼び捨てに？いいよ？？」

『ほんとう？やったわ！』

駆「嬉しそうで何よりだよ！

あ、今日撮影とかどうなるんだろう？」

『さぁ？華？』

華「僭越ながら駆様のご予定は空けさせて頂きました。」

『ねぇ今日はみーちゃんとせっくんと樹は来るの？他にもかおくんやさーちゃんは？？』

華「皆様御出席なさいます。蓮条家の皆様は多少遅れるそうですが神観月家の皆様はあと10分程でご到着予定です。」

『みーちゃんとせっくんと樹は楽しみね！』

駆「美珠さん来るんだ…久しぶりに会うかも…」

『そうなの？？』

華「A様、樹様にはお気を付けを…

あの方はA想いが強いですから」

『平気よ。樹は今更過ぎるわ。』

樹？さんはどんな人なんだろう…

ガチャ

「A！」

『樹！』

男？！てっきり女の子かと思った！

樹「A結婚おめでとう！もし喧嘩したら家に来ていいからね！？Aの事は歓迎するよ！」

『ええ。』

刹那「樹、まず挨拶だろう？」

美珠「A誕生日おめでとう！
これ私からのプレゼント♪」

『これ…香水？？みーちゃんいいの？？！』

美珠「うん！Aの為に選んだからね〜」

刹那「貴様もか…！何故揃って言わない！

ｺﾎﾝA、誕生日と結婚おめでとう困った事があれば相談してくれ。」

『せっくんありがとうございます！
あ、紹介します。彼が同日同刻の師走駆です。』

美珠「あれ？なんか知ってると思ったら駆くんじゃない！」

駆「お久しぶりです美珠さん。」

美珠「これなら安心ねぇ〜♪お兄ちゃんの気苦労も減るね！」

刹那「姉さまの事だ。毎日あいつに甘えているんだろう。」

　