月野尊の娘は芸能界嫌いで… (ページ22)

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『……』

ｺﾂｺﾂｺﾂｺﾂ

凛「A、今日は一段と人を寄せ付けない表情してるよ。」

『元々よ。』
逆に何故皆がそんなに遠巻きで見てるのか気になるけど。

「あ、あの…！Aさん！！」

『なに？確か日野さんだったわよね？どうかした？』

日野「あの、これ渡してくれって…//」
近くで見ると綺麗…！

『？？ﾆｺ貰っておくわ。』
手紙？誰かしら？

凛「A〜先生来るよ？」

『今行く。
じゃあね日野さん。』

凛「なになに？なにもらったの〜
なんとなく想像出来るけどw」

『手紙？みたいね。』

凛「読んでみてよ！」

『…今日の放課後体育館裏に来てください
待ってますだって。』

凛「女？男？」

『さぁ？この手紙の紙自体は女の子の手紙みたいな感じだけど…』

凛「確かにね〜
てかAこの手紙の紙好きなやつでしょ？
所々に桜の模様があるの好きっしょ？」

『そうなの！だからこの紙とかほしいよね♪』

クラス【そっちですか⁉Aさんは桜の手紙が好きなんだ！いい事知った←】

凛「なんかクラスの皆が思ってる事が分かる気するな〜」

『なにが？
よく分かんないんだけど…』

凛「鈍感め…」

『？？』

ガラガラ

先生「席に着けー」

『先生、私来たけどしんどいから保健室行っていい？』

先生「お前なー。
まぁいいぞ。このあとテストしろよ？」

『はーい』

凛「ズルいぞー！まぁ今日は許す！」

先生「いやおかしいぞー！深月〜」

クラス「アハハ！」

保健室

『夕実せーんせ！休ましてー』

夕実「あら、Aが来るのは珍しいわね？どうぞ、ハーブティーでも飲む？落ち着くわよ？」

『いいのー？夕実ちゃんありがと〜』
流石夕実ちゃん！これでパパの妹とかあり得ないわー