隼さんの奥さんは…？？

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『もう一つ皆さんはパスポートはお持ちですよね？』


空「おれ、持ってない！いや、あるけど期限切れてる！！」


まさか持ってない方が居るとは…いや期限切れてるだけなら持ってはいるのよね…？
『大原さんですね？2週間後までにパスポートを作って下さい。
もう一つ皆さん……いえ、これは空港で会うときまでの秘密とさせて頂きましょう。
これを灰月さん、月城さんと黒月さんにもお伝えしてくださいますか？』
本来なら私がするべきだけど流石に手が空いてないわ。


灰月「はい、分かりました。」


『では今回の会議は終わりです。何かご質問はございますか？』


志季「俺は篁志季だ。1つ聞きたいのだがこの企画についてはどう思ってるんですか？」


『敬語は使わなくて結構。貴方の方が年上だしね。そうね、この企画は元々私が考えたわ。ここまで大きいプロジェクトは久々だから最高のモノにしたいと思っているわ。』


志季「そうか。ならいい。」


全く心が無い訳じゃないわよ。

空「はい！」


『どうぞ。』


空「いや、まぁ関係ない事だと思うんだけどAさんは今日この形を取ったのはなんでですか？？元々俺達は説明の時点で行く事が決まってたよね？」


『そうね。元々決まっていたわ。何故TV電話にしたか？それはわざわざこちらまで企画報告の為に来なくていいと思ったからよ。

これに回してる時間の間に仕事が出来るでしょう？それでよ。』


空「そういうこと！なら良かったー！」


『……私の行動が皆様を不安にさせたようで申し訳有りません。ですが決して嫌でこの形を取ったわけではございませんので誤解はしないで下さい。これで大丈夫でしょうか？』


昂輝「はい…！」


柊羽「大丈夫です。」


『では終わります。お合いするのは2週間後です。今日は夜遅くに有難うございました。ゆっくりお休みください。』

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