【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ8)

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7話★案内ページ8

「ってことで、ベル、A。フランにアジト内を案内してやれぇ！」

『はぁ？ちょっと待ってよカス鮫。あたしもまだ完全にこの屋敷内覚えてないよ？』

「テメェ、どさくさにまぎれてカス鮫とか言ってんじゃねぇええﾞぇﾞ！」

『っるせーなカスアーロ。覚えてねぇって言ってんだろーが。あﾞぁﾞ？』

「覚えてねーなら、案内するついでに覚えろォおぉおﾞお！」

「チッ」

キメェこいつ、何が何でもあたしと堕王子に案内させるつもりだよ。
どうすりゃいいの、あたし毒舌少年は受け付けないよ？

「分かったらさっさと行きやがれぇ！」

『るせーな、黙れよカス鮫。行けばいいんだろ行けば。ホラ、早く行きますよ堕王ｚ・・・ベルセンパイ、フランくん』

「お前今俺のこと堕王子とか言おうとしただろっ！」

グサグサグサッ

『痛い痛い痛い！・・・って、そんなに痛くないや』

「そりゃ、王子が帽子に刺してやったからな。しししっ♪」

『じゃあ最初から刺さなければいい話じゃん』

そんなどうでもいい会話を繰り広げながら、談話室を出て早速アジト案内を始めた。

＊

「・・・で、ここが食堂」

「へー。豪華ですねー」

『スゲェ。こんなとこあったんだぁ』

あれから30分たったけど、まだ半分くらいしかアジト内案内しきれてない。
どんだけ広いんだよヴァリアー！

「は？お前、いつもどこで飯食ってんの？」

『宅配ピザ取って部屋で1人寂しく食ってるわい』

「「・・・」」

えっ、ちょ、何これ。すげぇ可哀相な目で見られてる気がするんだけど！

『何だよその可哀相な物を見るような目は！』

「いや・・・可哀相だなーと思っただけですー」

『んだと新米。だって食堂の場所が分かんなかったんだからしょうがねーだろ！』

「じゃあ道聞けばいいじゃないですかー。バカですかアンタ」

『だってここの堕王子とかバカにしてくるんだもん！あたしのﾌﾟﾗｲﾄﾞがゆるさねーんだよ、道聞くとかー！』

「くだらねー意地はってんじゃねーよ、クソキティ野郎ー」

うっわマジムカつくんだけどこの新米！

『テメェ先輩に向かって何て口の利き方してんだボケェー！Aセンパイと呼べ毒舌新米！』

はぁ、と毒舌新米は溜息を吐いた。
そして、澄んだ綺麗な声で一言。

「しょうがないですねー・・・『Aセンパイ』」

ズッキュン

『････うあっ!?///』