【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ46)

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42話★わーおページ46

あーあー！
ほらね、ボスキレたよ！
顔の傷広がってるし。なんか面白いな。

「上等ですよー。やれるもんならやってみてくださーい」

フランくんもこれ、完全ボスのことおちょくって楽しんでるよね。戦いに発展しそうな雰囲気。
あ、でもボス本気で戦ったら恐いからね！ほんと！恐怖だから！

「あぁん！？上等だゴルァ歯食いしばれクソガエル！！」

「ーザンザス！」

凛とした声が会場に響いた。
そこにいる人全員の視線が、一点に集まる、

「ーハッ、沢田綱吉。てめえも来てたのか」

「いや、てめえも来てたのかじゃなくて俺が主催のパーティーだからね、これ」

10代目は呆れたように笑った。
かっけえ。

「ーじゃなくて！お前は何回会場壊せば気が済むの！！言っとくけどこの修理費てめえの給料とてめえの部下の給料から引いてんだからな？てめえの大好きなAの給料からも引いてんだからな！」

『はぁ！？ふざけんなクソザンザスコノヤロー！てめえのせいであたしの給料なくなるじゃねえか！ただでさえ少ないのによ！』

「…俺知らない」

『お前が拗ねてもかわいくねーんだよ！ただめんどくせーだけだよほんと！』

「まぁそー言うなってA。ザンザスもザンザスなりに反省してるんじゃねーの？」

ディーノさんんんん！いつのまにかディーノさん隣にいた！やばいよ！鼻血出そう！

「なんでそんなに優しいんですかディーノさん。結婚してください」

「A、結婚なら俺が…！」

ザンザスがあたしの肩を抱き寄せた。

『いやー気持ち悪いー！助けてディーノさん♥』

「ぐはっ！」

ザンザスのお腹に蹴りを入れると、情けない声を出して倒れた。ださっ！

「ははは…」
ディーノさんも若干引き気味に笑ってる。そん
な顔さえかっこいーけどね！

『あたしと結婚したいならディーノさんみたいなイケメンにー』

どん！

『わっ！』

突然、背中に衝撃が走った。
驚いて振り返ると、金髪で沢山ピアスをしていて、綺麗な茶色の目をした、ちょっとガラの悪い男の人がいた。

「すみません。お怪我はありませんか？」

男の人は慌てて謝る。

『あ、大丈夫です』

「ならよかった」

男の人は安心したように笑うと、どこか人ごみの中に消えていった。
…なんか、外見怖かったけど、紳士的な人だったな。誰かに似てる気がする。

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