【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ45)

今日:27 hit、昨日:18 hit、合計:38,864 hit

41話★ボスはご機嫌斜めページ45

『フランくーん、そのケーキとってー』

「…いーですけどー。一体何個食べるんですかー？太るぞ」

『……マフィアとかやってっとね、いつ死ぬかわかんないからよー。あたしは好きなときに好きなもんを腹一杯食うことにしてるのよ』

「と、いう言い訳ですねー」

『あ、バレた？てへ』

「超きもいですー死んでください」

『口悪っ！もうAちゃん泣いちゃう！』

「あー、あっちにサラダいっぱいあるとこがありますよー行きましょー」

フランくんはあたしの手をとる。

『無視かよ！ねえちょっとくらいツッコミいれてくれてもー』

ドッカァァァァアァン！！

『！？』

突然、会場の入り口付近からものすごい轟音が聞こえてきた。
一瞬にして会場の全体の雰囲気が張り詰める。
ー誰もが、敵の襲撃を予想して、身を構えた。

もくもくと立ちこめる煙の中。
そこから颯爽と出てきたのはー……

.

.

「おいドカス！てめえの運転のせいで23秒も遅れたじゃねえか！！」

リムジンを運転してくれた人だと思われる男の首を締めながら怒鳴り散らす、ザンザスだった。

『いやお前かいいいいいいいい！』

思わず叫ぶと、ザンザスはあたしに気付き、運転手をぽいっと捨てて目を輝かせた。

「マイエンジェルA！！……っておいフランてめえ。なにAの手握ってんだ。Aに触れていいのはこの俺様だけだ」

…かと思いきやなんかまた怒りはじめた。誰こいつ。めんどくさ。

「あー。それは知りませんでしたー」

とかいいつつあたしの手をしっかり握ったままのフランくん。何張り合ってんだこいつら。

「おい。離せっつってんだろ？聞こえねーのかクソガエル」

「ミーはそこまで耳悪くないですよークソ変.態Aコンボス。あなたはレヴィセンパイとでもいちゃついててくださいー」

「んだと！？」

『あーはいはい2人ともー。あたしが大好きなのはわかったかちょっと落ち着いー』

ドカァァアアアン！

『おいクソボスてんめえええええ！何撃ってんだ！あぶねーだろ！当たったらどーすんだ！』

「大丈夫だ。俺はAのことが大好きだからきっと当たらない」

『いや何それ！？ぜってー当たるだろ！』

なんなのこいつ！ディーノさんと比べ物になん
ねえ！

「あーあー。好きな人に向けて発砲するなんてー、大人げないですねー」

おいカエル。お前も煽るなよ！ばか！

「……カエル、そんなに俺様にカッ消されてえのか？」