【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ43)

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39話★いけめんディーノさんページ43

「結婚？結婚かぁー…ははは」

困ったように頭を掻くイケメンさん。
そんな仕草さえかっこいい。

『あの、お名前教えてください！』

「おー。俺か？俺はディーノだ！よろしく」

ディーノさんは右手を差し出してきた。
私はすかさずその手をとった。そりゃあもうね。光の速度でとったわ。

『よろしくお願いしますううううディーノさああん♥』

「おう！…で、お前はなんて言うんだ？」

『えっと、ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーの新しい雲の幹部で、Aっていいます！よろしくお願いします』

「おう！よろしくな、A」

あ、やばい。
今まじでクラっときた。

『あの…結婚を前提に付き合ってください』

「あはは！面白いな、Aは」

『いや、ガチでお願いしますディーノさん！もう一目あった時から貴方に惚れてたんですもうやばいんです心拍数がぐはっ！』

頭いてえ！なんか刺さった！
って思って刺さったものを引き抜いたら、趣味の悪い堕王子ナイフだった。ひでえ。

『ちょっ、おい何すんの堕王子』

「あ、わり。手すべった」

『いや、手すべったじゃねーだろ！明らかに意図的に刺しただろてめえええええ！』

「おい、ベル！女の子を刺すなんて…おいA、大丈夫か？」

『全然大丈夫じゃないので結婚してください！』

「え？結婚したら治るのか？」

『一瞬で完治します』

そんな会話を繰り広げていると、フランくんがあたしの腕をひっぱった。

「あーもー。Aセンパイー、もうスクセンパイたち次いっちゃってますよー。ミーたちも早くいきましょー」

『えっ、ちょっとまって！まだディーノさんとー』

「知りませんー。それでは、失礼しました」

フランくんは、あたしの腕を掴んだまま早足で歩きだした。

『フランくん…？』

なんか、ちょっと怒ってね？