【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ41)

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37話★師匠はなんと!! ページ41

「クフフ、久しぶりですね･････おチビさん」

「あれっ･･･････師匠ー」

フランくんがめっちゃ嫌そうな顔をしてあたしの後ろにいる人物を見た。
あたしもそれにつられて振り返ると――

「『あ』」

声が重なった。
そいつと。

「･･･貴方も来ていたのですね、A」

『･･･････あー、うん･･･骸も来てたんだ』

ぎこちなく会話をしていると、フランくんが言いにくそうに「あのー･･･」と入ってきた。

「もしかして2人ってー･･･」

『･････････････そのまさかだよ』

「･･･僕とAは付き合っていたのですよ」

「Aセンパイ、どんだけ男をはべらかせば気が済むんですかー」

『はべらかしてたわけじゃなくてえええええ!!!!!!』

違うの。違うの！
手をぶんぶん横に振る。

『ただちょっと顔がよかったから…フランくんそんな目で見ないでお願い』

「だから言ったじゃないですかー。センパイはこーいう男に引っかかりそうだって」

「こーいう男とはどういう意味ですかおチビ」

グサ！
と音を立てて、骸の持っていた槍が、フランくんのカエルにぶっささった。

「師匠ー。痛いですー」

フランくんは少しだけ顔を顰める。

『うわっ、骸さいてー。頭の中永遠の中2のくせに調子乗ってんじゃねーよぱいなぽー！なに？なんだっけ？輪廻の果て？え？なにそれだっさ～ぷぷっｗｗ』

「………その減らず口、相変わらずのようですね…」

骸は額に青筋を浮かべながら言った。

「ゔぉおぉおおい！A！フラン！次行くぞお！」

スクアーロが怒鳴る。だからうるっせえってば！

「あー。それじゃあ、もうミーたち行かないといけないんでー。また会いましょうねー師匠ー」

フランくんは、頭に刺さった槍を引き抜いてぽいっと放りながら、できればもう会いたくねーけどー、と呟いた。こええ。

「クフフ…また会いましょう、おチビ。A」

骸は微笑むと、頭をぽんぽんと撫でた

…こーゆーとこ、変わってない。

あたしは笑顔で骸に手を振った。

「うん。できればもう会いたくない！」

ぐさっ！

……いたい。