【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ39)

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番外★べるせんぱいのおめめー【2】ページ39

「もっとこっち寄れって」

『はーい』

言われたとおり、ベルセンパイと肌が触れるくらいの近さまで寄った。

「･･･････････ルッスから何言われたかはしらねーけど、あんま期待しても何もねーぞ」

あれ?珍しくベルセンパイにいつもの自信がない･･･
そんなに変なのかな。目。

『･････目がケツとかだったら爆笑するからね?』

「ばーか、それはねーよ」

『あーもー、いいからさっさと見せてくださいよ』

あ。あたし今日はじめてベルセンパイに敬語使ったわ。

「･･･はいはい」

めんどくさそうに、ベルセンパイが前髪をあげた。
するとそこには―･･････

.

『うっ････････そー･････』

めちゃくちゃ綺麗で、涼しげで、優美な眼があった。
ほんと、ルッス姐さんの言った通りだ。
これで街とか歩いてたら、普通にモデルスカウトされそうだよなー･･･
スタイルは憎たらしいほどいいし。
やばいやばいやばい。普通に超かっこいいじゃん!!!!

「嘘じゃねーって。しししっ♪」

『いやっ･･･だって･･･えぇー?』

ベルセンパイの瞳から、目が離せなくなった。
ほんとに綺麗。こんな人が暗殺してんの?みたいな。

「何?王子に惚れた??」

『なﾞっ･･･それは絶対ない!!///』

「とか言って、顔真っ赤だけど?」

『うるさい!黙れ堕王子!』

あたしが慌てて俯くと、ベルセンパイが楽しそうに笑った。

「しししっ♪Aおもしれぇー」

『あたし全然おもしろくねーわ。もういいですよ、前髪下ろして』

「りょーかいっ♪」

あたしは顔を上げてベルセンパイを見た。

『う、･････っ////』

下ろすって言ったのに!!!!
顔を上げたら、ベルセンパイと目が合ってしまった。

『下ろすって言ったじゃん!!!ばか堕王ｚ』

「ちょっと黙ってろ」

――ちゅっ。

『、んっ//』

････････え、ちょっ////
キスされたんだけど!?

「しししっ♪ほんとは金貰うはずだったんだけどな。これで許してやるよ」

ベルセンパイはにやりと笑った。

『くそバカ死ねカス王子』

「うるせ♪」

ベルセンパイはあたしの後頭部に手をあてると、自分にむかって思い切り引き寄せた。
そしてそのまま、あたしの額の傷口をぺろりと舐めた。

『なっ･･･!?/////』

「しししっ♪ほんとAって･･･」

.

――かわいーの♪

真っ赤になったのは、言うまでもない。

―

番外終わり!
楽しかった～笑
ちなみにこれは、本編とは関係ありません!