【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ29)

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27話★ドレスページ29

「A～♪今日暇かしらぁ??」

あたしの部屋のドアをノックもなしに開けてきたのは、ルッス姐さんことルッスーリア。

『おい。ノックくらいしろよ!乙女の部屋入るときくらいよ!!てか何、暇だけど!!』

「あら、だったら丁度いいわ～vVパーティー用のドレス選びにいきましょ!!」

『話し聞けよ』

「早く支度してねぇ～♪待ってるから♪」

『だから話し聞けって!!』

マジ、何なんだろうコイツ。
人の話しを聞かないことが趣味か何かなの!?

―

『こんなかんじかなー』

あたしは部屋にある鏡で全身をチェックした。
薄いピンク色のワンピースに、胸の下あたりにベルトをして、太ったように見えるのを防止。靴はこの前こっそり堕王子の部屋から取ってきた金で買った高級ブランドのサンダル。髪はポニーテールにして、レヴィさんの財布から勝手に盗んだ金で買ったシュシュをつけ、目は茶色のカラコンを入れてみた。うっすらチークも塗り、グロスはつやつやになりすぎない程度に薄く塗った。

･･･てかあたし盗みすぎじゃね?
ま、いっかー!!(←よくない)

『ルッス姐さんのとこいくぞー』

―

『おまたせーーー!!』

「あら、A!!可愛いじゃなーいvV」

ルッス姐さんが腰をクネクネさせながらハートマークをそこら中に撒き散らした。

「Aって性格は汚れきってるけど、見た目だけはいいのよねぇ～」

『何それ。あたし性格も見た目もマジパーフェクトだから』

「自分で言わないの!!ほら、早く行くわよ～♪女同士沢山語りましょ!!」

『あれ？趣旨ちがくね？てかお前女じゃねーよ』

ちょ、こいつ思い込み激しすぎっ!!!
こんなマッチョな女いねーし!!

そんなこんなで始まった、
ドレス選び兼女子会なのでした。

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