【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ25)

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24話★報告ページ25

『ただいまー』

「おっ、Aじゃん･･･てか、お前ら2人して暗い顔すんなよな。その様子だと、やっぱり殺せなかったんだろ?」

ベルセンパイがしししっと笑いながら言う。
いや、笑えねーよマジで!!!
こっちは殺人しちゃったんだよ!!一線踏み越えちゃったんだよ!!

『うるせーな、あたし辞めねーよ。ちゃんと1人殺してきたもん』

「っ･･･」

フラン君が息を呑んだのが分かった。
ベルセンパイは驚いて口をぱくぱくさせている。

････その顔うけるぅぅぅぅｗｗｗｗｗ

『ぶっ』

「何笑ってんだよ!!」

『いや、ベルセンパイの顔があまりにもっ･･･すみませんでしたァァァァ!!ナイフやめてくださいまじでお願いします』

「やだね」

『おま、ちょっ･･･ギャアアアアアまじやめて!!ボス助けてーー!!』

ズガアアアアアアアアアアン!!!!

『「「!!??」」』

今ズガアアアアアアン!!!!って音したよね。
何!?

「誰だ俺のAを虐めるカスは」

『ぼっ・・・ボスぅぅぅぅぅ!!!』

颯爽と現れた我等がボス・ザンザス。
さらりと変な発言をしたのを聞き逃さないぞ、あたしは。

『ってかあたしあんたのじゃねーんだけど』

「･････(睨)」

『いや、(睨)ってなんだよ!!何だるくなったからって言葉でいっちゃってんの!!?』

「悪いか」

カチャ

『ごめんなさいぃぃぃ!!銃やめてぇぇぇぇ!!!!!』

いや、まじ死ぬからね。
ボスの銃の威力はすげーから！

「分かればいい。････で、どうだったんだ」

ボスの声が急に真剣になったからちょっとびっくり。

『･････････････････････殺してきた』

「･･････フラン、本当か」

「･･･はいー。ミーもこの目ではっきり見ましたからー････」

フランくんは俯いた。
まだ自分のせいって思ってるのかな･･･

「ならそれでいい。お前はヴァリアーに残れ」

『･･･はい』

ボスはそれだけ言うと、あたしの頭をくしゃりと撫で、どこかへ消えて行った。

『･･･フランくん、まだ気にしてんの?』

俯き加減だったフランくんにそう問うと、びくっと肩が震えた。

「･･･だって」

『気にしなくていってばー!!あんたが元気ないと変だよ?』

「････」

『あたしは大丈夫だからさ』

笑って、ね？

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