【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ23)

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22話★最後の任務ページ23

―あれから、何回も任務に行ったけど、結局人は殺せなかった。
そして、今日はボスから言われた10日間の最終日･･･10日目。

今日が最後の任務。
今日殺せなかったら･･･あたしは、ヴァリアーをやめる

「今日が最後ですねー･･･」

『そーだねぇ。最後がフランくんとか最悪』

「ミーだって最悪なんですけどー。アンタもうヴァリアー辞めちまえー」

『っせーなー、どうせ今日も殺せねーんだから多分辞めるよ』

「･･････」

急にフランくんが黙り込む。

『どったの、フランくん?あたしが可愛すぎて惚れた?』

「それは絶対ないですー。そろそろ自分が不細工ってこと自覚しましょーかー」

『いや、無理』

「･･･どんだけ自分に自信あるんですかー」

そんな他愛もない会話をしていると、敵のアジトについた。
あたしたちは近くに身を潜め――

ﾄﾞｯｶﾞｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ!!!!

『!?』

すごい爆音。
何!?

「いやー、いちいち隠れるのとか超面倒なんでー。ここはもうパパっとやるっきゃねーなーと思ってー」

『いや、派手すぎだろ!?何で門蹴り壊しちゃってんの!』

「いやー、ちまちま隠れるのだるいんでー。あ、ホラ。敵来てますよー」

『来てますよーじゃねーよ!!お前がなんとかしろ!!!あたし隠れとく!!』

「えー、センパイそれ超卑怯じゃないですかー。ミー1人で戦えってことですかー?」

『アンタ強ぇんだから大丈夫だろ、1人でも』

うん。こいつマジ強いからね?
フランくんの幻覚まじ最強。すげぇーよ。
何か師匠がすごい人とか聞いたし･･･

『じゃ、あたし隠れとくわ』

「ちょ、マジですかー」

フランくんに敵が襲い掛かる。けど、殺されていく。
このシーン何度見ても吐き気覚える。フランくんの殺し方グロいんだもん

―そして、あっという間に敵は全て息絶えていた。

『さっすがフランくんじゃんー。今日であたしヴァリアー辞めることになったけどね』

「･･･センパイが隠れてたんじゃないですかー。ミーは悪くないですー」

顔についた返り血を拭うフランくんは、ちょっとかっこよかった。

そのとき、フランくんの後ろでゆらりと影が蠢いた。

「ぐっ･････････････うわああああああああああああ!!!!」

「!?」

『――っフランくん!!』

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