【リボーン★ギャグ】毒舌ガエルに恋をして!!【ヴァリアー】 (ページ14)

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13話★事実ページ14

―ふわふわ。
もこもこしてる。
何だココ。もしかして天国?ここは天国なのか!?

「･･･い･･･オイ･･･A･･･」

あ、だめだ、堕王子の声が聞こえる。
ここは地獄だ。やべ、あたしなんか悪い事したっけ!?

『お願いだから助けてください閻魔大王さまァァァァ!!!!あたしいい子になりますから!!しかもあたしヴァリアーとかいうクソな集団に放り込まれて苦労してたんです!!だから!だからせめて死後くらいは天国にぃぃぃぃ!!!!!』

「「･････？」」

『････あれ･･･?』

ばちっと目を開けると、そこには見慣れない白い天井と、いきなり声をあげたあたしを怪訝な目で見つめる―

『フランくん･･･ベルセンパイ･･･？』

薬品の匂いが、鼻についた。
あたりを見回すと、たくさんの医療器具。

あたしはベッドの上にいた。

『ここどこ？』

「ヴァリアーの医務室ン中」

『えっ、てことは地獄じゃないんだ。よかったー』

「何ふざけたこと言ってんだよ･･･てか、倒れたの運んでやったのに礼もナシ?」

「えー。ベルセンパイ、それ酷くないですかー?Aセンパイをここまで運んだのってミーですよー?」

『え?････････あ』

思い出した。
あたし、任務中に森で倒れたんだったね･･･

『あー･･･一応ありがと』

「一応って何ですか、一応ってー」

「てか、体調悪いなら先に言えよな?任務に支障でるし」

『･････すみません』

―実は、体調悪くて吐いたわけじゃねーんだよね。
どうしよ、言ったほうがいよね。

「今日は安静にしとけって医者が行ってたから動くなよ。俺らはボスに報告あるから行くわ」

「えー、ミーもですかー?」

「ったりめーだろーが!」

喧嘩しはじめた2人。てか病人の部屋で暴れないでくれるかな、ぶっちゃけ迷惑なんだよクソガキ共!
とか思いながらも、部屋を出て行こうとする2人を呼び止めた。

『･････あの、さ』

「何だよ」

『言ってないことがあるんだけど･･････』

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『―・・・あたし人、殺した事ないの』

「「―――え?」」