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第八十八話 過去編 ページ24

私は慌てて雅樹の元に近寄ろうとした。


A「雅樹っ…!何やって____」


しかし、残りの蛇が私を威嚇し、足がすくんで動けなかった。


A「ひっ…!」


?「おいおい…馬鹿な真似はよせ。全く、あいつを処分するのも時間がかかりそうだな。」


A「処分…?!」


一瞬、耳を疑った。


?「ああ。少し前から様子を伺っていたが、どうにもお前を手渡す感じではなさそうだから、強制的に貰いにかかろうと思ってな。」


A「私を…どうする気?」


?「それはまだお前は知らん方がいいな。」


足元にはなお蛇が威嚇している。


雅樹「A……逃げ…ろ…。」


雅樹は蛇に締め付けられながらも、その言葉の意味ははっきりと理解できた。


A「逃げれるわけないでしょ!私が逃げても、私がついて行っても、あんたは殺されるんだよ!?」


私は憤怒の余り、雅樹に向かって怒鳴った。


私の発言に驚いたのか、雅樹は少しながら顔を上げて私の方を見た。


A「これ以上手だしするんだったら、今ここで雅樹を殺して私も死ぬ。」


私は男の銃を掴んだ。


男は、さすがに驚いたのか、驚愕の表情を見せたものの、数秒後、再び私を嘲笑った。


?「ふーん。随分と強情な奴なんだな。ならその確信の強さ、見せてもらおうか。」


男の顔は無表情に戻り、体からさらに蛇を出して、蛇は私をも締め付け始めた。


A「な…何す…っ」


?「助けられるんだろ?あいつを。」


A「こんな手なんて…卑怯……いっ…!」


私の思いも虚しく、再び銃が雅樹の方に向けられた。


?「あいつが撃たれるザマを大人しく見てるんだな。」


男は銃の引き金を引いた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


シリアスなところ申し訳ありませんが、作者からどうでも良い話が2つあります←


一つはこの会話で?にしてある人が、前にクロハとネタバレしてしまって、「あ、もうこれでいいや」という衝動感に襲われている模様((


二つ目は、今回の話に、地味に戦国ネタ(実在するもののセリフ?)が入っております。


まあ、多分戦国時代の終わり頃なんで、そこらあたりの戦をかっぽじって調べれば分かると思います!←


え、意味が分からない?


要するに、ググれ((すいません

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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/  
作成日時:2014年1月20日 2時

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