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第八十七話 過去編 ページ22
雅樹Side
雅樹「行ったか…。」
Aが気にかけたのは少し危なかった。
もしかしたら、これが最後の会話になるかもしれない。
まあ、Aが助かるのなら＿＿＿＿
俺はどうなったって構わない。
約束の時間はすぐに訪れ、奴はすぐに来た。
？「やれやれ。やっぱり逃がしたのか。」
そいつは口角を上げると、窓から入ってきた。
クロハ「そうかそうか。そりゃあお前の大事な大事な女が実験台なんてものに置かれたらお前だって、いても立ってもられないよ、な？」
途端にそいつの体から蛇が出てきた。
雅樹「何をする気だ。」
？「まあ、買い物程度ならもう少ししたら帰るって事か…ならば」
奴はどこからか銃を取り出し、こう言った。
？「お前を消すしか方法はないな。」
周りに冷たい空気が走った。
雅樹「させるかっ……！」
空中を走る弾幕を躱していく。
？「おやおや…いつまで粘れるだろうな？」
奴は小馬鹿にした顔で再び俺を嘲笑った。
A＿＿＿＿
何があっても、絶対助けるからな＿＿＿＿
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作者名：Madicc | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/
作成日時：2014年1月20日 2時
