第六十八話 ページ2
第一回戦、ババ抜き。
A「またババか…。」
エネ「Aさん、スパッと引いちゃって下さい!そこそこ!」
シンタロー「おい!カンニングすんな!」
A「うー、負けちゃった…。」
エネ「じゃあ、罰ゲームとかは要ります?」
A「いらないです…。」
第二回戦、七並べ。
シンタロー「おい誰だ⁈スペードの6ずっと止めてるやつ!」
セト「俺じゃないっすよー。」
A「私もー。」
コノハ「僕だよ…。」
シンタロー「おいコノハ、名乗り出なくていいんだぞ?そういうのは黙ってればいいんだ。」
コノハ「うん…ごめん。」
シンタロー「別に謝る事じゃないぞ…?」
第三回戦、大富豪。
セト「なかなか終わらないっすね。」
コノハ「僕のカード少ない…。」
A「そうだね…私のカードは多いけど。」
シンタロー「俺のカードも多いんだけどな。」
エネ「あれ、ご主人貧しかったんですか?」
シンタロー「うっ、痛いところ突くなよ…。」
そんなこんなで、トランプタイム終了。
A「はー、楽しかったね!」
思わず笑みがこぼれる。
シンタロー「あ…ああ。」
シンタローは少し目を逸らしながら言った。
エネ「良かったですねご主人!Aさん喜んでますよ!」
シンタロー「うっ…うるせえよ…!」
今日は皆で遊んだからか、すごく心が弾んでいる。
また、遊びたいな。
コノハ「A、また僕と遊ぼう?」
コノハも楽しかったのか、顔にはいつもの無表情から喜びの色になっていた。
A「うん。わかった!」
私は承諾の返事をした。
セト「俺ともまた遊ぶっすよA!今度は難易度高めのやつをやるっす!」
A「難易度高め…?」
今の発言はちょっと理解不能だったが、セトもどうやら楽しんでくれたようだ。
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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/
作成日時:2014年1月20日 2時