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第六十七話 ページ1

シンタローSide


あれから数日後。


蒸し暑い熱さもほとんど消え去り、季節も秋を告げる涼しさを風は運んでいた。


現在は、団員の数名が出かけており、留守番員として俺はアジトにいる。


他には、理想の____


いや、いつもの姿と変わらないAと邪魔者が2名ほどいる。


そして、宿敵が一名。


コノハ「A…。」


A「わっ…!コ、コノハ!ちょっ、一回離れて!」


コノハ「…嫌だった?」


A「…っ…いや、そうじゃなくて…!」


人目も気にせず、イチャイチャしてやがる。


コノハに抱き締められているAの顔もほんのりと赤い。


リア充めが。爆ぜてしまえ。


エネ「あーれ、ご主人ったら相変わらずのチキンでいらっしゃいますね?」


セト「もうちょっと積極的になるっすよ、シンタローさん?」


ニヤニヤしながら冷やかすエネとセト。


くそ、こいつらさえいなければ。


A「てか、皆どうしたの…?何かシンタローに恨みでもあるの?」


恐る恐るAが俺に尋ねる。


シンタロー「いや、何もないぞ?それよか…お前ら暇だろ?何かしないのか?」

何も考えていなかった俺は、答えに戸惑ったものの、他の話題を振った。


エネ「じゃあ、何で遊びましょうか、皆さん?」


A「うーん…トランプゲームとかは?」


シンタロー「ああ…いいんじゃないか?」


セト「良いっすね!じゃあそれに決定っす!」


A「うん…あ、コノハごめん、一回離れてくれる?」


コノハ「…うん、分かった。」


結局、話し合いの結果、トランプゲームに決まった。

第六十八話→



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作者名:Madicc | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/redwhite/  
作成日時:2014年1月20日 2時

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