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休戦【過去編ーロシア・ツァーリ国ー】 ページ8
␣␣␣␣兄さんが部屋に閉じ篭って数週間。部屋の前に食事を置いておいても飲み水以外は何も手をつけていない状態がずっと続いている。
␣␣␣␣心配して隣国から姉さんが一週間に一度程話しかけに来るのだが、『話しかけないで』の一点張り。僕が行っても『ほっといて』『どっか行って』と突っぱねられてしまう。上司が行ってみたようだがノックするとドアを思いっきり蹴られるようだ。ナターシャは国が大変なようで一度も来れていない。
␣␣␣␣別に、国としての仕事は部屋から出ること以外やってくれているし国は栄養失調になったとしても死なないのだが心配にはなる。
␣␣␣␣やっぱり、南下政策のチェチェン侵略の事を悩んでるんだろうなぁ。兄さん、チェチェンちゃんのこと気に入ってたし。
␣␣␣␣ま、そうやってうじうじ悩んでくれてた方が僕にとって好都合なんだけどね。
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黒イヴァ(?)
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作者名:ユーリー・マティンスキ | 作成日時:2017年9月4日 16時