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濱田side
流星はうなだれてビクともしない
…というか、動かへんのやけど
濱｢流星、そこ風邪ひくから、｣
目の前を通り過ぎようと思った瞬間
流星の体がスローモーションのように傾いて反射で脇から支えた
濱｢ちょ、なした？！｣
貧血かなんかかと思ったら上気してるほっぺたに異様な程のあっつい体温
あー、無理してたんかこいつ
人に頼るタイミングを見失う、優しすぎるお兄ちゃん気質
これがどうも厄介で
考えればいくらでも前兆はあったのに、こうやってSOSを見逃す
わらわらメンバーも集まってきて｢またやらかした｣とでも言うような苦い顔
濱｢立てるか？｣
藤｢…ん｣
一旦立たせて壁に寄っからせてる間に流星の上着をソファーから発掘
濱｢わっ、ちょ、ストップ｣
振り返ったら、ふっと足の力が抜けて膝から崩れ落ちかけて
濱｢はぁ、あぶな…もうあかんな、今日はやめとこ｣
桐｢ごめん、気づかんかった…朝から？｣
わからへん、と言うように首をかしげて肩にかかる体重がさらに重くなる
中｢こっち支えるわ｣
淳太と2人で挟んでソファーまで移動
流｢…あの、うちあわせ、せな｣
重｢…できんの｣
しげのその質問は｢やっぱ無理｣って諦めさせるためのもの
やけど鈍感な上に熱で思考力も鈍ってる流星は｢大丈夫大丈夫｣言うてソファーに座ったまま
流｢あんま集まれへん、やろ？聞いとくだけかもしらんけど、すすめて、おねがい｣
渋々資料を引っ張り出してソファーの近くで輪になって座る
もう隠すこともなくなって気が楽になったんか最初の方はちゃんと聞いとったし、意見も言ってた
｢寒ない？｣とか、咳したら｢飲み物いる？｣って聞きながら真剣に話し合いを進める
開始30分くらいで喋らんくなってきて、ここ数分は俯きがち
あかんかなぁと思ったら珍しく本人が口を開いた
藤｢ごめん、俺もうむり｣
濱｢ん、よう頑張った。自己申告えらいやんか｣
藤｢ふは笑 なんさいやとおもてんの｣
ひらがな喋りとうるんだ目が限界やと訴えてくる
あと30分この部屋取ってあるし、事情をききつけたマネージャーさんが持ってきてくれた体温計やら毛布やらあるし
インフルもゼロやないから、一応マスクをつけて看病と片付けを同時進行で始めた
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みるく - リクエスト応えていただきありがとうございます！毎回とてもいいお話ありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年10月23日 1時) (
レス) id: 3240da5017 (このIDを非表示/違反報告)
り?(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！今回も最高でした、、！これからも応援しています！ (2019年8月3日 2時) (レス) id: abbfdf0b4e (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - たくさんのリクエストありがとうございます！締め切ります！ (2019年7月14日 9時) (レス) id: ce2d75472e (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも楽しく読ませて頂いてます！作者様のお話大好きなのでリクエストお願いしたいです！高熱の照史くんを淳太くんが看病するお話が読みたいです♪ちょっと甘えたりするとうれしいです！よろしくお願いします(*´∀｀*) (2019年7月13日 23時) (レス) id: df3ff67e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆづる(プロフ) - はじめまして！よろしければドラマ撮影とツアーが被り過労になるしげちゃんが見たいです、その役柄も難しくて寝る暇も惜しんで役作りやツアーの準備をし重めの体調不良でなかなか治らなくでも無理して仕事をする…！など。いつでも大丈夫ですのでよろしくお願いします！ (2019年7月13日 23時) (レス) id: d39cd0ebef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りゅう | 作成日時：2019年1月23日 23時
