能力学校の1人の子 第3章

10話 ページ10

歌詞太郎side
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「おーい、ゼローユキークロウー」
森を歩きながら呼んでみる


ゼロ「なんだ？」
ゼロが崖の上から出て来た

「Aが家で寝てるっていう報告ー」
ゼロ「あぁ、わかった」

ゼロ「ユキ、クロウ、お前らは先に行っててくれ」
ユキ「うん！」
クロウ「わかった…」

ユキとクロウが森を走りAの家へ向かう




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ゼロ「それで？話があるんだろ」
「うん、正解。ゼロ、正直に言って欲しい。君は何者なんだ？」







ゼロ「…どうしてだ？」
「僕達がわからないようなことを知っているから。それと思い出したよ。ルミエールを」
ゼロ「なら、話は早いな」




「ルミエールは…______でしょ？」
ゼロ「…あぁ、そうだ」

やっぱり…信じたくなかったんだけどな…

ゼロ「歌詞、お前はできるか？」
「多分…無理かな」
ゼロ「そうか…ならAが起きるのを待つか…」









「それで、僕の質問に答えてね。君は何者なんだ？」






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ゼロ「俺は…天から来た」







「…え？」




ゼロ「簡単に言うと、天からの使い魔だ」

「え、そうだったの…」
ゼロ「あぁ、だからAやお前らが知らないようなことも知っている」
「使い魔ってことは、誰が主なの？」






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ゼロ「…ルミエール」





「…はっ…？」


ゼロ「俺の主はルミエールだ」

「ルミエールって…っ…」

ゼロの…主がルミエール…？嘘でしょ…？




ゼロ「俺の主はルミエール。主は…月が好きだった。それも明るく凄く光っている月が…他にも好きなものは沢山あった。でも主が唯一嫌いだったものが…」









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ゼロ「Aだ」

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