4話 ページ4
歌詞太郎side
−−−−−−
「うっ…」
まふ「歌詞さん!」
「あ…まふくん…?」
まふ「大丈夫ですか!?」
「うん、大丈夫…ってAは!?」
まふ「Aは…連れて行かれました…」
「え…」
あいつは、Aに好意を抱いていたアクマ。Aの能力も狙っていたのだろう。
「くそっ…」
まふ「それと…皆がおかしくなっちゃったんです…」
「おかしく…?」
まふ「はい…僕は何故かおかしくならなかったので歌詞さんをここに連れて来たんです…」
「まふくん、詳しく教えてくれる?」
まふ「あ、はい…」
まふ「ということがあって…」
まふから聞いた内容は考えられないものだった。
Aが連れ去られた後、アクマ達が来たらしい。でも、そのアクマ達は前のアクマ達とは違うみたいで、桁違いに強く、凶暴だった。
皆必死に戦ったけど、敗れてアクマ達が皆を体内に取り込んだ。しかし、まふくんは1度取り込まれたが吐き出されたと言っていた。
他の皆はアクマに取り込まれ、今おかしくなっているらしい。
「まふくんを吐き出したのは同じ属性だからだと思うよ」
まふ「同じ属性…?」
「そう、まふくんは闇でしょ?まず、地に住んでいる者たちは能力は全員闇になるんだ。
次に、アクマ達は能力者を取り込んで強くなる。最初に来た時はAが止めてくれたから取り込まれなかっただけなんだ」
まふ「そうなんですね…でも、歌詞さんの能力は…?」
「僕の能力は元闇だったよ」
まふ「なんで能力が変わったんですか?」
「Aが変えてくれたんだ。僕の名前に歌詞が入っているからそれにちなんでね」
まふ「なるほど…」
ん?…待て…
「まふくん、ユキとクロウは…!?」
まふ「ユキとクロウはAを探しに…」
「ダメだ、今すぐユキとクロウを探しに行こう」
まふ「どうしてですか…?」
「ユキとクロウが今、Aに会うと…」
「Aが崩壊してしまうかもしれない…!」
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狐の尻尾(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます。1章から…!長かったですよね…wわー!ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月2日 22時) (レス) id: 49311eb41b (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 面白すぎます!!ついつい面白すぎて1章から全部1時間ぐらいで読み終わりました!更新楽しみに待っていますね! (2019年11月2日 22時) (レス) id: f98c43d073 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - 桜絢音さん» コメントありがとうございます。1章から読んでくださってるんですか…!ありがとうございます…!はい!これからもがんばらさせていただきます! (2019年8月9日 18時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
桜絢音 - 1章からずっと読んでて..ずっとコメントするタイミングが見つからず、やっとコメントすることができました。能力系が大好きなので、とても面白いです!これからも無理のない程度に更新頑張って下さい! (2019年8月9日 18時) (レス) id: 3fcbdcb4e7 (このIDを非表示/違反報告)
狐の尻尾(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます。そんなに泣かれたのですか…目が腫れないよう気を付けてください…更新、頑張ります! (2019年4月17日 22時) (レス) id: f96d101ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐の尻尾 | 作成日時:2018年12月1日 15時