関西弁の声優さんPart2

12話 ページ12

ガヤガヤ、ザワザワ、お客さん達が入ってくる、前半は百々野だから私は後半。









コンコンコン









・









『はい』









・









『あれ、良平さんとみゆき姉さん！？あれ、天ちゃんもまーちゃんも、え、なんで！？』


木村「呼んだからね、最後ぐらい見て欲しくて」

『え、良平さぁぁん泣』



沢城「Aちゃん、久しぶり。痩せた？」

『そう見えます！？良かったぁ』


雨宮「来れなくてごめんねぇ…Aちゃん」

『んーん！全然大丈夫やで！』


内田「雄馬もあっちのこと信じちゃってさ、Aのこと信じろってね、言ってきたよ！私は断然Aだから！」

『まーちゃん何それ…めっちゃ嬉しいんやけど、好き…』



私の口角は自然と上に上がっていただろう






木村「…良かった」



『あ、良平さん。拓也に伝えてくれません？あれは全部終わったら出すって』


木村「りょーかい、無理しないでよ？」

『分かってますって笑』



内田「あれって何？」

『内緒』

内田「えー！！教えてよ！！」

『やだー笑』




そろそろ始まるかな…









沢城「そろそろ始まるみたいよ？戻りましょ」


内田「またねー！」

雨宮「また今度一緒にお茶しようね！」


『うん！またね！』









・









『…ふぅ』



木村「あ、これ、皆から」

そう言い出されたのは指輪、ネックレス、ピアスなどの小物


『皆って…？』


木村「神谷さんとか江口くんとか、あとのぶとか」

『え、岡本さん？』

木村「うん、のぶも信じてるから。会えなくてごめんねって言ってたよ」

『えぇ…』


煙草止められたのも岡本さんだし、なんか感謝しきれないな…









木村「俺もそろそろ戻るわ」









そう言い楽屋の扉のドアノブに手をかける








木村「あ、最後にひとつ」









・









木村「Aが思ってる以上にAのこと信じてる人とか、大好きな人とか居るからね。俺もその一人だから。んじゃまた後で〜」









・









『…爆弾発言男だ…良平さんって』







鏡を見ると顔が赤くなっていた。

少し赤くなった顔を冷ますように私は顔を洗った

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